1オーディション企画書
タイトル
「4つの眼」で磨く発想力
サブタイトル
日常を“気づき”の種に変える思考法
著者略歴
日常を“気づき”の種に変えるインスピレーション・トレーナー。「観察力」と「想像力」を磨くことにより、新しい気づきやひらめきを得るわかりやすい方法=“4つの眼”を広げる活動を行っている。
1971年愛知県岡崎市出身。大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻修了。三菱重工業で環境関連技術の研究開発を行い、その後、SHARP株式会社にて環境管理を担当。さらに廃棄物処理から新エネルギー開発、環境影響評価、環境設計、コンサルティングまで幅広く環境に関わる仕事に携わり、これまで9つの職場を転々とする。
その中で、「どこに行っても必要とされる普遍的な能力」を身につけることが重要だと気づき、インスピレーション・トレーナーとしての活動を始める。
大阪大学大学院工学研究科高度人材育成センターの招聘准教授として、経済産業省の「社会人基礎力」に関するプロジェクトに参画し、「考え抜く力」に関して、1,000人以上の学生に講義、指導を行う。
また、自然観察指導員として、地域の子どもサポートNPOの活動に参画。500組を超える親子に観察や想像の楽しさを伝えてきた。
2022年、急性腎不全で入院。慢性腎不全、肝硬変、糖尿病、血液生産能力の低下など種々の病を抱え、身体障害者1級、要介護4と認定される。入退院を繰り返しながら一時は死線を彷徨うも、奇跡的に復活。現在に至るが、入院中にも、小さな気づきと想像から、看護師さんを笑わせたり、現場改善の意見を出すなど、奮闘。
技術士(衛生工学部門),公害防止管理者(水質1種,大気1種)など多くの資格を保有。気づきを活かした特許、補助金獲得実績も多数あり。
何のための本か?
本企画では、日常生活から新たな気づきを得るための「4つの眼」(虫眼鏡の眼、人工衛星の眼、エックス線の眼、タイムマシンの眼)というフレームワークを提案しています。研究開発からコンサルティングまで幅広い業務に従事してきた経験を基に、問題解決や新たなアイデアの創出につなげる創造的思考法を提供し、特に若い世代の方がこれからの時代を生き抜くための助けになることを目的としています。
企画意図・趣旨
「誰もが意識さえすれば、世界観を変えることができる」ことを伝えたく、企画しました。
そのために本書では、日常生活の中での気づきを通して、想像力と問題解決能力を高める実践的な方法を提供します。独自の「4つの眼」というフレームワークを用いて、読者が身近な事象から新しい気づきや発想を得られるよう導きます。さらに理論と実践を融合させ、読者が即座に活用できる具体的なテクニック(ワーク)を提供します。
【虫眼鏡の眼】
虫眼鏡で見るように、身近なものを細かく観察する視点。例えば、お菓子や薬のパッケージなどを見てみましょう。知らない単語がありませんか?知らないマークはありませんか?色や形はどうですか?同じように、日常業務を客観的な眼でみれば、新しい改善点が見えてくるはずです。
【エックス線の眼】
レントゲンのように、中身の見えないものを想像する視点。携帯電話や家電製品の構造を想像すると面白いでしょう。中にはどんな機能を持ったものが装備されているのでしょうか?同じように、ニュース情報の裏側に目を向けてみましょう。
【人工衛星の眼】
一つの製品などについて、人工衛星から見るように俯瞰する視点。それにより様々な空間的広がりがあることに気づきます。カップスープの原材料。豚エキスを使っていたらイスラム圏では使えません。逆に、日本でしか流通していないものをグローバルに広げることはできないのでしょうか?
【タイムマシンの眼】
ある製品やニーズについて、時間軸を広げて考えてみる視点。例えば、音楽というニーズに対しては、蓄音機から始まりラジオ、レコード、CD、オンライン配信と進化してきました。自然や街、今の仕事は、今後はどうなるのでしょうか?
もちろん、これらの眼は組み合わせて使うべきですし、様々な改善提案やルーチンワークの見直し、新しい企画の提案などに大いに役立てることができます。
また、主婦であれば、家事や料理の効率化、リタイアした方には新しい刺激の素にもなります。
そのトレーニングをするための「ひらめき日記」を紹介し、具体的な使用方法についてお伝えします。
【目次案】
序章:気づきの大切さ-日常から気づきを生み出す4つの眼
・観察、想像、気づき、ひらめき(発想)の関係について
第1章:虫眼鏡の眼 – 細部に宿る気づきの種
1.1 気づきの基本は観察力
1.2 観察は客観的に、想像は主体的に
1.3 虫眼鏡の眼:実践ワーク
第2章:エックス線の眼 – 見えない構造を想像する力
2.1 見えない部分に潜む本質を想像する
2.2 機能に着目した構造の可視化
2.3 エックス線の眼:実践ワーク
第3章:人工衛星の眼 – 俯瞰的視点で広がる可能性
3.1 全体像を把握することの重要性
3.2 俯瞰的な想像がボーダーレス社会を生き抜くカギ
3.3 人工衛星の眼:実践ワーク
第4章:タイムマシンの眼 – 時間軸で考える未来志向
4.1 過去と未来をつなぐ時間的視点
4.2 自然に学ぶ長期的思考-ライフサイクルを考える
4.3 タイムマシンの眼:実践ワーク
第5章:4つの眼の融合 – 創造的な問題解決への応用
5.1 複合的視点がもたらす相乗効果
5.2 観察→想像→検証→新たな気づきのループ効果
5.3 日常生活での実践ワーク(ひらめき日記の勧め)
第6章:気づきの種から芽吹く新しい発想
6.1 ルーチンワークからの無駄取りへの活用
6.2 技術開発や商品企画における気づきの活用
6.3 自然観察での気づきから育む感性
終章:4つの眼で拓く未来
読者層
・創造性を高めたい入社1~3年目のビジネスパーソン(20代前半)※ メインターゲット
・代り映えのしない毎日に退屈している30~40代の人
・会社をリタイアし、新しい刺激を求めている60代の人
類書
「解像度を上げる」
馬田隆明 著 英治出版(2022) ※ 10万部以上
「「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく東大思考」
西岡壱誠 著 東洋経済出版社(2020) ※ シリーズ30万部以上
「「気づき」の快感」
齋藤孝 著 幻冬舎(2024) ※ 齋藤孝先生の最新著書
類似書との相違点
【フレームワークの構造】
・「解像度を上げる」:深さ、広さ、構造、時間の4つの視点
・「東大思考」:5つの思考回路(原因思考、上流思考、目的志向、裏側思考、本質思考)
・「気づきの快感」:特定のフレームワークはなし
→ 本書:4つのわかりやすい眼(虫眼鏡、人工衛星、エックス線、タイムマシン)
【焦 点】
・「解像度を上げる」:問題の本質を見抜き、効果的な解決策を導き出すこと
・「東大思考」:学習や問題解決に焦点
・「気づきの快感」:気づきそのものの価値と楽しさ
→ 本書:身近な観察をベースにした気づきの増やし方、問題解決への応用
【対象読者】
・「解像度を上げる」:主にビジネスパーソンや起業家
・「東大思考」:学生や受験生を含むより幅広い層
・「気づきの快感」:一般的な読者層
→ 本書:若手ビジネスパーソンや創造的な生活を送りたい人々
【アプローチの具体性】
・「解像度を上げる」:48の「型」を紹介
・「東大思考」:「なぜ?」という問いかけを重視
・「気づきの快感」:様々な気づきの方法を提案
→ 本書:4つの眼というわかりやすく具体的な観察・想像方法を提案
この本が売れるためにご自身ができること
・SNSによる情報発信(Facebook,X,Note、YouTube)
・セミナーコンテスト関係者への拡散依頼
・過去在籍した企業、組織関係者への拡散依頼
・三重県,愛知県,名古屋市登録専門家としてのルートを通じての拡散依頼
・病院、デイサービス関係者への拡散依頼
・子育て関係NPOへの拡散依頼
・大学教員(同期,先輩,後輩)による学生への拡散依頼
・本の内容に即したオンライン講座の開催(図書購入者への特典付き)
・出版記念パーティーの開催(東京,大阪,名古屋)