1オーディション企画書
タイトル
「流れが変わる。1日1分、私が動き出すむくみケア」
サブタイトル
医療リンパ浮腫セラピストが教える、体と心を軽くする1日1分の習慣
著者略歴
医療リンパ浮腫セラピスト 29歳で自分自身ががんになり、同時に後遺症のリンパ浮腫になった。半年の入院により命は助かったが、むくみによって仕事も生活も困難になり絶望する。
正しい知識を学ぶため、地元の病院内に患者会を主催。医療者が190人集まるイベントをしかける。
そこから、医療専門学校に入り直し、自らが医療リンパ浮腫セラピストに。埼玉県川越市と東京代々木に「リンパ浮腫専門ana治療院」を開業。年間来院数1500名。今まで約3万人の患者さんをケアする。
セラピスト育成機関の研究所や病院内リンパ浮腫外来での勤務も経て、医療用圧迫装具の特許開発や、原著論文を発表。毎年学会でも多数の発表を行っている。
その豊富な施術経験から多くのセラピストから求められ、医師と一緒に現在セラピスト向けオンラインサロンを開催し約200名の医療者が参加している。実技スクール事業は経済産業省補助金(事業再構築補助金)にも採択され2024年から運営を行っている。現在2期目。全国の医療リンパ浮腫セラピストが集うだけでなく、医師までもが参加したいという人気スクールとなっている。
ボランティア活動やイベントにも積極的に参加し、「LYMPH HAPPY DAYS!〜リンパ浮腫にHAPPYを!〜」という3年前から開催したイベントには、企業や地元医療者、遠方からの参加者も多く集まり、昨年は「リンパ浮腫学会」とのコラボ企画となり1つのムーブメントとなった。
学歴:東京農業大学卒業・東京衛生学園専門学校卒業
資格:鍼灸あんまマッサージ指圧師(国家資格)・調理師・販売士・学会認定リンパ浮腫療法士・医療リンパ浮腫セラピスト
何のための本か?
むくみは、誰にとっても身近な体のSOSです。
本書は、むくみ専門治療院でのケアから生まれた1日1分の「流れを整える習慣」を通じて、すべての人が自分の手で身体と心の自由を取り戻すことを目的としたセルフケア書です。
【背景1】性別を問わず、現代人はむくみを抱えやすい生活を送っている
テレワークや長時間のパソコン作業、立ちっぱなし・座りっぱなしの勤務、運動不足…。現代の働く人々(男性も女性も)は、体を動かす機会が減り、血液やリンパの流れが滞りやすい生活環境に置かれています。
調査によると、むくみの自覚症状は女性で70%以上、男性でも約50%に上るという報告があります(出典:ポーラ調べ 2020、厚生労働省 e-ヘルスネット)。
特に「疲れやすい」「体がだるい」「集中力が続かない」などの症状を、単なるストレスや年齢のせいと片付けてしまいがちです。
しかし実際には、こうした“見えないむくみ”が生活の質(QOL)をじわじわと下げていることも少なくありません。
【背景2】リンパ浮腫など、疾患性のむくみを抱える人は年々増加
がんの手術や放射線治療後に生じるリンパ浮腫患者は国内に数十万人規模と推定されています(出典:日本リンパ浮腫学会、2023)。
その多くが「見た目に出る」「一生付き合う」ことで心にも影響を受け、QOL(生活の質)の大幅な低下を招いています。
しかし、十分なケア方法が医療機関外では知られておらず、日常生活の中で自分自身がケアできる手段の啓発が急務となっています。
【目的1】むくみを“体からのSOS”として正しく知ってもらうため
むくみは単なる不快感ではなく「体の巡りの不調」が可視化された重要なサイン(SOS)です。これを無視することで、代謝の低下や慢性疲労、倦怠感、冷え、抑うつ感にもつながります。
本書では、むくみを「排除すべき厄介なもの」ではなく、「自分の体の声」**として捉え直し、その声に優しく応えるための1日1分の習慣を提案します。
【目的2】誰でも・どこでも・今日から始められるセルフケアを届けるため
本書のメソッドは「1分体操と手のひら圧迫」という、医学と経験に裏打ちされたシンプルなセルフケアです。
これは著者がリンパ浮腫患者への施術経験から導き出したものであり、現在も臨床や実技スクールなどで活用しているものになります。
多くの人が「何もできない」と思いがちな体調不良のときでも、この本は“たった1分でもできる”希望を提示します。
【目的3】「流れ」を取り戻し、“私”を取り戻すための一冊
むくみによって制限されていた日常や、人との関係、外に出る気持ち。
それらを取り戻していく過程には、「自分を信じられる元気な肉体」が必要です。
この本は、むくみをケアすることを通じて、自分と向き合い、再び自分自身の人生を再び動かし始める、流れを作ることができます。
企画意図・趣旨
気づけば、からだが重い。靴がきつい。夕方になると脚がパンパン。でも、病気じゃないから仕方ない。そう思って、誰にも相談できず、ひとり我慢している。
この本は、そんな“むくみとともに生きているすべての人”に届けたい一冊です。
著者は、29歳でがんを経験し、後遺症としてリンパ浮腫を抱えました。そこから医療の道に進み、現在は年間1500人が訪れる治療院で、延べ3万人以上の患者さんのむくみに向き合ってきました。
その中で見えてきたのは、「むくみは肉体を重くし、流れの滞りは心をも塞ぐ」という事実です。むくみは身体の老廃物の滞り。だるさや重苦しさを抱えます。見た目の問題だけでなく、やりたいことにブレーキがかかり、人と会うことすら億劫になってしまう。そのつらさに、著者自身も身をもって共感してきました。
だからこそこの本では、特別な道具もいらず、1分の体操と手のひらの圧で「自分の流れを取り戻す」方法を紹介します。
ほんの少しの習慣で、からだは必ず応えてくれる。そして、からだが動き出すと、心も人生も、静かに前を向き始めるのです。
むくみを我慢しないこと。それは、自分自身を大切にするということ。
この本は、流れを止めたまま生きてきたあなたの時間を、もう一度“自分のもの”にするための再出発の書です。
読者層
むくみの自覚率は女性で74%、男性でも52%にのぼるという調査あり
①リモートワークが増え、長時間座りっぱなしのデスクワークで、夕方になると足が重だるく感じる、以前より運動量が減って体調が悪くなったと感じている30代以降のビジネスパーソン
②「疲れがとれない」「だるい」「冷える」など、なんとなく不調を抱えながら日々をすごしているけれど、家で何かできることはないかと探している40代以上の男女
③「年齢のせいかも」と不調をあきらめかけているが、本当はもっと元気に動きたいと思っている中高年層
④立ちっぱなしや歩き回る仕事で、夜になると靴がきつくなる感覚を持つ販売員・美容師・看護師・保育士・介護職の方
⑤もちろん、専門とする分野である、がん手術や放射線治療のあと、足や腕にむくみを感じながらも「これでいいのかな?」と悩んでいる全国20万人のリンパ浮腫およびリンパ浮腫予備軍の方
⑥むくみやリンパの流れについて学びたいセラピスト・看護師・介護職などケア職の方々
⑦家族やパートナーがむくみに悩んでおり、「そばで何かできることはないか」と思っているご家族・支援者様にも
類書
「気になるむくみ不調を改善するむくみとり事典」むくみとりお助けBOOK 2024年川嶋朗著
「総合診療で診逃さない! むくみの原因とピットフォール」2022年 金城 光代 (編集, 著), 西垂水 和隆 (編集, 著)
「リンパ浮腫に悩んだらすぐに読みたい本」 2021年 辻 哲也, 広瀬 真奈美
類似書との相違点
本書は、単なる知識の提供を目的とした「教科書」や、美容目的の「むくみ解消本」とは異なります。また、完全なる医学書でもありません。実用書でありながらも感情を動かすストーリー性のある読み物としての特徴があります。
【600名以上の患者の声を反映した”共感と希望の書】
著者自身もがんの経験とリンパ浮腫を抱えながら、14年にわたり現場で患者と向き合ってきた。患者の不安や孤独、現場で交わされた言葉を丁寧にすくい上げ、同じ苦しみをもつ人たちに「一人じゃない」と伝える共感の一冊となります。
【専門セラピスト×医療研究者の視点からの”実践的セルフケア”】
圧迫圧の測定、エコーによる浮腫の可視化など、現在進行中の研究を踏まえた科学的根拠を盛り込みながら、読者が「自分で体と対話できる」ケア方法を簡単かつ効果的な実践方法で提案します。
【感情に寄り添うストーリー構成 × 現場のリアル】
患者ストーリーやケーススタディを交えながら、感情の揺れ・生きる力にフォーカスした読み物としても成立。感動・共感を通じて読後の行動変容を促します。
この本が売れるためにご自身ができること
1. 数値目標: 出版までに「見込み客を最低1000人集める」
SNS(Instagram、YouTube、Facebook)で専門家として発信
LINE登録特典を用意して、見込み読者リストを作る
メルマガや、顧客患者650名、オンラインスクール生200名に先行予約を呼びかける
2025年10月31日までの2ヶ月間で、当院の患者さん20人にインタビューする
2. 出版を“イベント化”して盛り上げます
イベント化・物語化し、自分のストーリーとして応援される方向に持っていく
650人の患者さんのストーリーをアンケートで聞き取り、実際の声をLIVEで発信
出版記念イベント(オンライン/オフライン)
この本は多くの悩めるむくみをもつ人だけでなく、ちょっとしたむくみからリンパ浮腫まで、正しい知識を手に入れ自分らしく生きて頂くための活動として、たくさんの患者さんの声を届ける本です。ですので、可能な限り多くの患者さんや日々頑張っているセラピストたちに光を当ててインタビューやイベントを行っていきます。
3. 推薦・紹介
医師・専門家・セラピストからの推薦文を依頼し掲載致します