1オーディション企画書

タイトル

Dr.リトーが教える 心身のしんどさが消える沖縄式リトリート 

サブタイトル

1万人が実践! 最高の”健幸”を手に入れる5つの処方箋

著者略歴

1960年静岡県富士市生まれ。浜松医科大学を卒業後、沖縄・石垣島の美しい自然と温かい人々に魅せられ、医師としての道を歩み始める。沖縄県立中部病院や米国で最先端の医療を学び、石垣島の県立八重山病院や日本最西端の与那国島で医師として奮闘。

ドラマ「ドクターコトー診療所」のロケ地となった島で、地域住民の健康を守り、医師としての原点を確立した。その後も京都の教育病院で指導医を務めるなど国内外で幅広く活動するが、故郷のような八重山諸島の医師不足を耳にして再び島に戻り、地域住民の健康を守るために尽力。30年以上に渡り、石垣島を拠点とした八重山の島々や沖縄本島で医療活動をする中で、昔ながらの島の暮らしの中に“健幸”の秘訣を見出だし、沖縄式リトリートとして伝え始める。
10年前よりフリーランスの医師となり、「予防に勝る治療なし」をモットーに学校医として2000名の児童・生徒、産業医としても2000名の従業員の健康管理に携わり、総計1万人以上の健康相談や年間40回以上の健康講演会の中で、心身の不調を改善する“健幸”法を伝え続けている。離島で唯一の沖縄エッセイストクラブ会員で、地元新聞にエッセー連載。石垣島の観光スポットの「サザンゲートブリッジ」の名付け親になるなど島の発展にも貢献。

南の島の健築アドバイザー、健康法師、Dr.リトーとして親しまれている。

何のための本か?

心身共に疲弊している現代人が生き方を振り返り、より豊かな人生を送るためのヒントを得るための本

企画意図・趣旨

現代社会は「情報過多」「SNS疲れ」「人間関係の希薄化」など多様なストレスに満ち溢れ、便利さの代償として多くの人が心身の疲労をきたし「しんどさ」に苦しんでいる。厚生労働省の調査によると、「日頃、強いストレスを感じている」と答えた人の割合は6割を超え、うつ病・躁うつ病患者数も20年間で3倍に急増し、生涯を通じて13人に1人がうつ病を患うなどメンタル不調者の増加は、社会全体が直面する深刻な課題となっている。
本書は、心身ともに疲れた現代人がリトリート(心身のリセット)をすることにより文明病から脱却し、健やかな生活を送るためのヒント(処方箋)を提供する。

著者は、30年余り沖縄の離島で島医者として地域住民と暮らしてきた経験から、自然と共生し人や自然の流れに身を委ねる島人の生活習慣や知恵の中に、現代人が見失いがちな「心身の健康」の秘訣が隠されていることに気づく。1万人以上の健康相談を通じ、著者が特に有効だと確信した沖縄式リトリートを最新の科学的根拠に基づいて解き明かし「5つの処方箋」としてまとめた。読者がどこにいようとも「心の常備薬」としてすぐに実践できて役立つ秘訣と具体的な方法を提案する。
本書は単なる健康本にとどまらず、読者に新たな気づきと感動を提供し、より豊かな人生を送るための羅針盤となることを目指す。
現代社会で生きる私たちが心のバランスを回復して本当の自分をとり戻し、心身ともに健やかに、そしてより幸せに生きるためのヒントがこの本には詰まっている。

読者層

・ストレス、不眠、慢性的な疲労など心身の不調に苦しんでいる人
・より健康的で豊かな人生を送りたいと願っている人
・沖縄の離島の自然や文化に興味がある人
・年齢層は、主に30代~50代男女
「仕事でストレスを抱え、心身ともに疲れているビジネスパーソン」や、「子育てに悩み、自分を見失っている女性」など

類書

・「最高の体調」(鈴木祐・CROSSMEDIA PUBLIDHING):100の科学的メソッドと40の体験的スキルから、文明病から脱却する方法を解説
・「まいにちメンタル危機の処方箋」(内間舞・大和書房):現代人の心の病に関する解説書
・日本でいちばん幸せな医療」(泰川恵吾・小学館Books):地方における医療のあり方、地域住民との共生について書かれた書籍
・「島医者のゆんたく」(藤江良雄・ひるぎ社):離島での医療経験を基にしたエッセイ

類似書との相違点

上記4冊は、いずれも地域医療や健康に関するテーマを扱っているが、本書との間には以下の点が異なる。
・舞台を八重山の離島に限定: 本書は、八重山の離島という独特の環境で得られた知見に基づいて書かれており、自然と共生する生活様式や伝統文化といった、他の書籍にはない視点が特徴。
・科学的根拠に基づいた解説: 島人の知恵を単なる経験談としてではなく、現代の医学的知見と照らし合わせ、科学的な根拠(エビデンス)に基づいて解説している点が特徴。
・実践的な内容: 読者がすぐに実践できるような具体的な方法やアドバイスが満載で、理想論ではなく、読者がどこにいても生活の中に取り入れやすい内容となっている。
・心の癒し: 心温まるエピソードを交え読者の心を癒し、元気づける効果が期待できる点が特徴。
本書は、これらの要素を組み合わせることで読者に新たな気づきと感動を伝え、より豊かな人生を送るためのヒントを提供する。
医者が書いた健康本は世の中にたくさんある中で、医学的根拠に加え沖縄の自然と文化を味方にした”健幸(康)法”という点で差別化する。

この本が売れるためにご自身ができること

・講演会での販売
・オンライン講演会を通した販売網の全国展開
・SNS(フェイスブック、インスタグラムなど)での情報発信
・産業医として勤務しているリゾートホテル(5カ所)での販売依頼
・石垣島や沖縄本島、勤務している病院売店での販売依頼
・沖縄の空港、離島ターミナルなどでの販売依頼
・石垣島や沖縄本島の本屋で講演会&本販売
・医学生、看護大学生への宣伝

本書の概要

生活が豊かで便利になったことと引き換えに、ストレス社会で心身ともに病んでいる現代人に対し、日々の暮らしに問題や不便があっても八重山の離島で活き活きと輝く笑顔で暮らす人々。一体その差は何なのか?
本書は、沖縄の離島の人々の「健幸」な暮らしからヒントを得て、現代人が抱える心身の不調を改善するための「沖縄式リトリート」を提案する。
著者は、長年の沖縄の離島医療経験から、「自然」「祈り」「笑い」「対話」「つながり」という5つの要素(処方箋)こそが、心身の健康に深く関わっていることを見出した。
各章では、まずこれらの要素が現代社会で失われがちであり、それによってもたらされる問題点を指摘する。そして八重山の離島でこれらの要素が暮らしの中に根付いている様子を具体的なエピソードを交えながら紹介し、それぞれ要素の重要性を科学的な根拠に基づいて解説したうえで、どこにいても簡単に暮らしの中に取り入れる方法を提案する。
例えば、「自然」の章では、西表島の豊かな自然がもたらす癒し効果を、ストレス軽減や心身のリフレッシュといった観点から説明し、暮らしの中に自然を取り入れ、自然流に生きる方法を提案する。
「祈り」の章では、竹富島の祈りがもたらす心の安定効果を、脳内物質の変化や心のよりどころとしての役割といった視点から分析する。
「笑い」の章では、小浜島のオバァたちの歌や踊りを通じた笑いの力が、免疫力向上や心身の活性化に繋がることを、科学的な根拠に基づいて解説する。
「対話」と「つながり」の章では、現代社会におけるコミュニケーションの変容と、効果的な対話や人とのつながりの重要性を、様々な離島の事例を挙げながら説明。傾聴力や共感力といった対話スキルを養うことの大切さや、地域とのつながり、自然とのつながりなど、多様なつながりの重要性を説き、その実践方法を提案する。
最終章では、これらの処方箋を実際に生活に取り入れることで、心身の不調から解放された人々の事例を紹介。読者自身が自分に合ったリトリートの方法を見つけるためのヒントを提供する。

章立て

序章 なぜいま沖縄式リトリートなのか?
リトリートは「リトリートメント」が語源―心身のリセットはいつでもどこでもできる日々の暮らしの中に沖縄式リトリートをとりいれよう
第1章 自然の力 ~リトリートは「自然」が鍵~
1.1 自然欠乏症候群―人間は自然から遠ざかるほど病気に近づく
1.2 パワーアイランド「西表島」に学ぶ―自然に浸り、自然流に生きる
五感が開かれ、副交感神経が刺激されリラックス
自然に起きて朝日を浴び・食べて・排泄し・身体を使い・自然に眠れば“健幸”
1.3 グリーンエクササイズはコスパ最高―5分間の公園ウォーキングでメンタルヘルス、免疫力が向上! (英国の研究で証明)
1.4 暮らしに自然を取り入れリラックス―日光浴/月光浴/森林浴/花と緑のある暮らし/家庭菜園などで自律神経が整う!
1.5 自然流な生き方を!―デジタルデトックス/スローフードのススメ/座り過ぎは命取り!
1.6 自然に逆らわない快眠術―体全体の睡眠覚醒のリズムを整えれば人生が輝きだす

第2章 祈りの力 ~脳科学からみたオキシトシンのビッグパワー~
2.1 祈りが少なく、不満や怒りが先行する現代社会
2.2 祈りの島「竹富島」に学ぶ―神と自然と人間が一体になる豊饒な世界 島の暮らしの中にある祈り
2.3 祈りは良薬!―「愛情ホルモン」は脳を活性化し免疫力を高める!「慈悲の瞑想」で心が整う
2.4 「瞑想パワー」で脳疲労改善!―心の迷走には瞑想が効く!過去(後悔)や未来(不安)に飲み込まれそうになったら「今でしょ!」
2.5 毎日の生活の中に祈りを取り入れ、大いなるものに身をゆだねる!布団の中でもOK!1日2回は「感謝や人を思う祈り」を!

第3章 笑いの力 ~島のオバァ達が長生きの理由~
3.1  現代人に笑顔が減ったわけ―対面でのコミュニケーション不足/パソコンやスマホで無表情に/ストレスがたまると笑顔が減る
3.2 歌って踊る「小浜島」のオバァ達(KBG84)が元気で“超”寿なわけ「忙しくて死んでいる場合じゃない、あっはっは~!」
3.3「笑い」がもたらす健康効果
脳血流が増加し前頭葉を刺激/免疫力アップ(NK細胞活性化)/エンドルフィンが幸福感と鎮静作用をもたらす/笑いは癌やリウマチにも効く!/作り笑いでも2歳寿命が延びる!
3.4 日常生活の中での笑いの活用法
目覚めの「はひふへほ」笑いで寝起きスッキリ/鏡の自分に微笑む/口角を5ミリ上げただけで人生は変わる/車の中で笑う/1日1回大笑い!/笑いヨガでリラックス/寝る前の微笑瞑想
3.5 ”笑い”のもとを意識して探しながら、プラス志向に!
3.6 「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれるのだ」

第4章 対話の力 ~島々に学ぶ「ゆんたく」~
4.1 コミュニケーションが不足し相互理解ができない現代社会
リアルの対話の機会が少ない若者/ハラスメントが怖くて何も言えない上司
4.2 「オープンダイアローグ(開かれた対話)」はメンタルヘルスに劇的効果
―WHOのお墨付き
沖縄の「ゆんたく」は「オープンダイアローグ」
相手を変えようとしないからこそ変化(改善、治癒)が起こる
4.3 対話は、『話す』⇒『離す』⇒『放す』
『話す』:自分を整理する⇒『離す』:悩みを切り離す⇒『放す』悩みを手放す
4.4 「ゆんたく」が身近にある島の暮らし―自分の体験を語り、話を聴く豊かな時間「ねぇ、ゆんたくしない?」
4.5 「傾聴力」を磨こう!―“心ある聴き手”がいると、じっくり話を味わい 自分自身と深い対話ができる
4.6  「言葉」を磨こう!―思いやりのある肯定的な言葉は薬(言薬)になる
4.7  暮らしの中に対話を取り入れよう!―「ゆんたく」のススメ
雑談で「親近感」を増す/ユーモアはコミュニケーションの潤滑油

第5章 つながりの力 ~「つながり」が “健幸(康)” を左右する~
5.1 現代社会の「つながり」問題
「孤独」は「孤毒」― “孤独・孤立”の死亡リスクは喫煙や肥満を上回る
「つながり孤独」―SNSでは本当の「つながり」にはなりにくい
5.2 島々に学ぶ「つながり」
・西表島編:自然とのつながり―人間も自然の一部
・小浜島・石垣島編:地域とのつながり―伝統を守ることにより守られる/共同体の絆の再確認
・竹富島編:自分とのつながり―自分の内面とつながる生き方
5.3 疫学研究が解明! 長生きや健康に最も影響するのは「社会とのつながり」
つながりは認知症、うつ病、心疾患、脳卒中のリスクを下げ、健康寿命を延ばす!つながりが強い地域の死亡率は低い
5.4 社会的処方―孤立という病を地域の「つながり」で治す
お茶に集まるだけでも健康に/友達ではなくまず「仲間」を作る/趣味のサークルも良し
5.5 暮らしの中につながりを取り入れよう!―ゆるく広いつながりほど健康に良い
小さい一歩から踏み出そう―まずは身近な人に心配りを
5.6 つながる中で本当の自分を見つけ出す
「つながる つながる つながる中で 私は私を見つけ出す」

第6章 実践! 沖縄式リトリートでこんなに変わる!
6.1 「自然でリトリート」:5分間の昼休み公園ウォーキングでうつ・睡眠障害が劇的に改善した40代サラリーマン
6.2 「祈りでリトリート」:朝晩の布団の中での祈り、「慈悲の瞑想」で職場ストレスが 消えた50代主婦
6.3 「笑いでリトリート」:運転中の大笑いで、クヨクヨしなくなり、自分を責めなくなった40代看護師
6.4 「対話&つながりでリトリート」:
・家族を巻き込んだ「ゆんたく」でひきこもりから脱出した30代男性
・「ゆんたく」ミーティングを取り入れて、ハラスメントがなくなりメンタル不調者が減った職場
終章 どこにいてもこの本があなたにとってのリトリート!
読者が本書で得た情報をヒントに、沖縄式リトリートを取り入れ、より豊かな人生を送っていただければ嬉しい

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