• NO21~30
  • No26 何七仁

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    1オーディション企画書

    タイトル

    新人心理師尚子の診断録

    サブタイトル

    天音ドロップアウト

    著者略歴

    明石崇志。静岡県出身。
    小さいころから発達障害の疑いがあり、自身も過去にカウンセリングを小学校4年生の頃から受けた経験から興味を持つ。幼少期から文章力のトレーニングを重ね、ライター、ブログ運営、動画編集など多岐にわたる活動を展開。

    静岡産業大学情報デザイン学部を卒業し、情報デザインと心理学を学ぶ。障碍者雇用の事務職として働いていたこと、独学で100冊以上の心理学関連の書籍を読み、カウンセリングに関する知識を習熟。そこから小説を読むときに、心理的な描写に対して考察するのが好きになる。幼少期、周囲の環境に適応するために無意識に身につけた『心の防衛反応』に興味を持つ。

    小説をコツコツ執筆してpixivやnote、アルファポリスで投稿したり、小説家の通信講座に通って小説の書き方の基礎を学ぶ。工場勤務、事務、ブログ、動画編集など、多くの仕事で培った専門知識と、心理描写に深みのある物語を紡ぎ出す力を持つ。

    何のための本か?

    「不登校の少女と新人カウンセラーの心理的な謎を解き明かすための本」。読者にスリリングな謎解きを提供し、同時にメンタルヘルスに対する理解を深めるための物語です。

    あらすじ
    この小説は、不登校の少女と新人カウンセラーの成長を描く物語です。
    明るくオタク気質の三芳尚子は、心理学を学んだばかりの新人カウンセラー。彼女は、学級崩壊と家庭の問題に苦しむ不登校の少女・波川天音と出会います。天音は一見すると内気な中学生のように見えますが、その静かな外見の下には、複雑な感情と鋭い洞察力を秘めています。
    尚子は、天音の信頼を得ることから心の扉を開く旅を始めます。はじめは尚子のズレた診断や接し方が原因で天音と喧嘩してしまいますが、少しずつ天音と和解していきます。
    ある日、天音のスマートフォンに残された謎のメッセージが二人の運命を変えます。それは、尚子が死んだと思っていた親友・千里からのものでした。尚子は天音を通して、千里の失踪の謎を追い始めます。
    この物語は、不登校の問題を超え、失われた友情、過去との向き合い方、そして自己のアイデンティティを探る旅を描いています。
    尚子と天音は、互いの過去と向き合いながら、それぞれの傷を癒し、成長していきます。尚子は、天音の話から両親の離婚、学級崩壊、教師への不信感といった背景を知り、天音が抱える心の闇に気づきます。
    尚子は謎の鍵を握る天音の協力の元、千里の謎を追い始めます。その過程で、千里が家族から逃れるために死を偽装し、NPO法人ワイヤーネットに保護されていたことが明らかになります。
    一方、天音は尚子をはじめとする大人の助けを借りて、学校のトラウマや家族の離婚の傷を癒し、自立することを決意します。尚子と天音は、それぞれの人間関係を修復し、過去のトラウマに立ち向かいながら、自分たちの道を歩み始めます。
    この物語は、不登校という個人的な問題を超え、社会全体で子どもたちをどう支えるかという問題にも光を当てています。

    設定
    尚子の目的:精神科の立場として天音の心を回復して学校へ復帰させる。死んだはずの親友千里の行方を知って再会すること。見捨てたことを謝罪すること。
    天音の目的:ワイヤーネットで出来た友達と共にVtuberで稼いで自立する。そうすることで、両親の負担も減って家族が救えると考えている。なお、学校への復帰は、学校に対する不信感で考えていない。

    企画意図・趣旨

    この小説は、不登校の少女・天音と新人カウンセラー・尚子の関係を軸に、現代社会が抱えるメンタルヘルスの問題に光を当てます。天音の心の闇と尚子の成長を描くことで、読者はキャラクターたちの心理的な葛藤と自己発見の旅に共感し、深い感動を得ることができます。
    現代社会では、不登校やメンタルヘルスの問題がますます深刻化しています。本作は、これらの問題に対する理解を深めると同時に、希望と成長のメッセージを伝えることを目的としています。エンターテイメントとしての魅力を持ちながらも、社会的な意義を持つ本作は、幅広い読者層にアプローチし、共感と感動を呼び起こすことでしょう。

    読者層

    10代後半から30代の女性、特に心理学や謎解きに興味がある読者、またはキャラクター文学を楽しむ一般読者。

    類書

    『撫物語』 累計発行部数35万部(2022年11月初旬時点)
    『君は心の海に溺れる。: 青春日常ミステリー (ライト文芸)』
    行方不明になった後輩少女を探すために主人公は過去を振り返る
    『ナースの卯月に視えるもの (文春文庫)』
    病院をテーマにしたお仕事ミステリー。

    類似書との相違点

    類書との共通点は、謎を解くめたに主人公の過去と向き合う点です。しかし、本作は不登校の少女とカウンセラー間に生じる心理的な謎を解き明かすことに重点を置いています。キャラクターたちの心理を深掘りし、読者が考察を楽しみながら、キャラクターたちの成長を見守ることができます。

    この本が売れるためにご自身ができること

    SNSを活用したプロモーション活動、ブログやnote、動画での連載を通じて、本のテーマに関する意識を高める活動を行います。また、心理学の専門知識を活かしたコンテンツを提供し、読者とのエンゲージメントを図ります。

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