• NO21~30
  • No29 緒方智美

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  • No29 緒方智美

    1オーディション企画書

    タイトル

    誰かのケアをする人のための心がラクになる本

    サブタイトル

    悩みや不安を希望に変えるセルフケア

    著者略歴

    福岡県生まれ。
    care・for・carers代表。元看護大学教員、保健師、看護師
    一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミー認定講師、教育学修士
    1994年に看護師として総合病院に勤務。その後、自治体の保健師、看護大学で専任助教を務め、30年間で8,700名以上の相談者と向き合う。
    弊社care・for・carersは「誰かのケアをする人にもサポートが必要」という理念のもと、
    2021年に設立。看護師、保健師、介護士、保育士、養護教諭を対象にカウンセリングを行い、傾聴にとどまらず、心理学を活用して個人の強みを引き出し、相談者が困っている問題解決のヒントを提供している。事例として、職場で孤立し、辞職を考えていた看護師に、まず話を丁寧に聞き、解決策を提案、励ましを行った。結果、彼女は再び自信を持って現場で活躍する姿を取り戻した。また、大学の外部講師や公開講座、看護・福祉系の研修講師も務め、年間約80回の講演活動を行い、参加者から「具体的でわかりやすい」「すぐに実践できる」と高い評価を受けている。
    著者も3人の子の母として、仕事と家庭の両立に悩みながらも、自らも成長を続けてきた。
    看護教育における著書(分担執筆)や、複数の論文の執筆経験がある。

    何のための本か?

    この本は、看護・医療・福祉の現場で働く方々が、過酷な職場環境やストレスと向き合いながら、自分を大切にし、幸せに働き続けるための本です。看護師や介護士といった誰かのケアに携わる専門職は、命に関わる責任感と使命感に燃えながらも、現実の厳しさに直面し、理想とのギャップに苦しむことが少なくありません。特に、優秀で責任感が強い「いい人」ほど、患者や療養者の期待に応えようと努力を重ねる一方で、自分自身の健康や幸福を後回しにし、最終的には心身ともに疲弊し辞職に追い込まれることがあります。
    本書を読むと、読者が限界を迎える前に心の余裕を取り戻し、仕事への情熱と充実感を維持できるようになります。30年にわたる看護の経験とカウンセリングのスキルを持つ著者が、心理学を活用しながら、読者が持つネガティブな感情があることを否定せずに今の自分を肯定する考え方、自分の強みの見つけ方を提供します。時間やコストの制約から実際にカウンセリングを受ける余裕がない方や、著者のカウンセリングを受けた方への後のフォローとしても活用できる内容です。読者が充実した職業生活を送るためのパートナーとして、この本を通じてサポートします。

    企画意図・趣旨

    厚生労働省の最新データによれば、医療・福祉業界における新卒者の約40%が、卒業後3年以内に辞職しています1)。また、精神障害の労災請求件数の多い職種として、社会福祉・介護事業が1位、看護職を含む医療・福祉が2位2)を占めており、メンタルヘルスの問題は深刻化しています。2040年には医療・福祉分野の就業者数が96万人不足する3)と推計され、ひいては国民全体の健康を脅かす深刻な問題となっています。
    医療系の専門書の棚にある多くの「こうするとうまくいく」の本は、具体的なスキルに焦点を当てていますが、この本では、忙しい日々に疲れ切った読者が「自分は一人ではない」「この気持ちは理解されている」と感じられることを重視し、読者に深い共感と安心感を提供します。
    真のやる気が目覚め、発揮されるのは、一旦、誰かに共感され、労われ、励まされた後です。誰かのケアをする読者が使命感や価値観に基づいて前を向き働き続けるためには、自分で今の自分を肯定できることが大切です。
    この本は、現場で働くすべての人々が疲れても立ち直り、結果的に抑うつや不安の軽減・仕事のパフォーマンス向上・人間関係の改善にも役立つ1冊となります。
    【引用・参考文献】
    1)厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)
    https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00006.html
    2)厚生労働省 精神障害に関する事案の労災補償状況
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40975.html
    3)厚生労働省 令和4年版厚生労働白書
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27564.html

    読者層

    ・医療・福祉分野の就業者数891万人(2021年現在)
    ・職種: 看護師、保健師、介護士、介護福祉士、社会福祉士、作業療法士、理学療法士、管理栄養士、栄養士、保育士、養護教諭など保健・医療・福祉の専門職
    ・過酷な現場で理想と現実の違いに苦しみ、仕事に行くのが憂鬱になっている20代
    ・教える立場になったが、後輩指導が上手くいかず自信を無くしかけている30代
    ・やりがいを感じる一方で、過酷な現場と理想のギャップに苦しみ、辞職を考えている方
    ・収入の必要性から大変な中でも、仕事を辞めずに続けていきたいと思っている方
    ・同僚や上司からの期待に応えようと努力しているが、心身に限界を感じている方
    ・職場の人間関係やチームワークの問題に悩み、集中力を欠いてミスを重ねている方
    ・時間やコストの制約から実際にカウンセリングを受ける余裕がない方
    ・患者や利用者の食事計画と栄養指導に追われ、ストレスを感じている管理栄養士や栄養士
    ・やりがいを持ちながらも、責任が増える中で人手不足に苦しみ、疲れ果てている保育士

    類書

    1)現役看護師かげさんの 明日を生き抜く看護メンタル
    著者:かげ/出版社:KADOKAW/Amazon評価4.6 30個の評価/出版日:2024/1/31
    2)新人・若手ナースに捧ぐ 仕事も人間関係もうまくいく方法を語ってみた。
    著者:Nバク/出版社:日本看護協会出版会/Amazon評価4.3 58個の評価/出版日:2022/7/29
    3)ケアする人をケアする本 医療スタッフのための人間関係力
    著者:岡山ミサ子/出版社:ムック/Amazon評価4.4 10個の評価/出版日:2020/5/12

    類似書との相違点

    1)現役看護師かげさんの 明日を生き抜く看護メンタル
    ・本書は、看護師として働く読者に寄り添い、共感を生む優しい内容が特徴。また、看護学
    生の実習場面や新人時代の緊張感にスポットを当てた部分が多く、読者は看護師を想定した書籍となっている。
    ・著者緒方の書籍は、看護師に限らず、看護・医療・福祉全般を対象にしている。著者は、医療従事者専門のカウンセリングを行っており、看護師以外の専門職の心の声をも熟知している。このため、看護師以外にも読み手の幅を広げることが期待できる。また、30年の看護経験に基づいた共感的な文章が、より多くの読者に響くものとなっている。
    2)新人・若手ナースに捧ぐ 仕事も人間関係もうまくいく方法を語ってみた。
    ・本書は、新人や若手ナースを対象に、仕事の段取りや人間関係の整えるマインドやスキルを伝える内容となっており、自己啓発的なアプローチが多いことが特徴。
    ・著者緒方の書籍は、看護師だけでなく、医療・福祉の現場で働く幅広い専門職を対象としている。新人や若手に限らず、医療・福祉の現場で働く人に共通する課題に焦点を当て、心理学の手法を用いて心のケアを提供する。
    3)ケアする人をケアする本 医療スタッフのための人間関係力
    ・本書は、医療スタッフを対象に、人間関係やチームワークにおける自分の心の整え方に焦点を当てた内容。他者との関係を円滑にするための方法を提供し、特にチームで働く際の人間関係力を強調していることが特徴。
    ・著者緒方の書籍は、他者との関係が大切だからこそ、まずは自分自身を肯定し、自分を労わることの重要性を強く伝える。本書では自分を大切にすることが第一歩であるというメッセージを中心に据え、読者が自分の心を守りながら仕事に取り組むことができるように心理学を活用した実践的な方法を提供する。

    この本が売れるためにご自身ができること

    著者のカウンセリングを受けた方に紹介 30冊
    家族、親戚、友人、以前の看護系の同僚に購入をお願いする 50冊
    出版記念パーティーで参加者へのプレゼントに含める 50冊
    経営者団体hintゼミ(コミュニティ)で報告(会員1200名) 50冊
    SNS(X 旧Twitter、Youtube )で配信 30冊
    一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミー(会員約100名) 20冊
    講演会、セミナーでの販売 500冊
    看護管理学会などで販売 300冊
    既存ネットワーク: 個別営業、広告掲載 100冊
    著者買い取り(医療機関への営業や打合せ時に寄贈など) 100冊
    以上1,230冊(初年度)
    【告知】
    webセミナー、YouTubeのサムネイルに本の写真掲載
    医療機関への営業目的のチラシ配布に掲載
    大学での講義中の紹介
    SNSにて書籍紹介、Google広告配信、YouTube配信など
    オンライン書店だけでなく、書店や、医療機関への直接営業も行う
    出版記念イベントやワークショップの開催を企画し、読者との交流の機会を設ける

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