1オーディション企画書
タイトル
子どもの「言えない本音」は何気ない雑談の中に隠れている
サブタイトル
25年間、5万人の「声なき声」を聴き続けてわかった 心を通わせる「第3の雑談」とKAKERAモデル
著者略歴
25年間以上にわたり学校現場の最前線に立ち、延べ5万人以上の子どもたちの「声なき声」を聴き続けてきた。
荒れた中学校での勤務時代、非行やリストカットに向き合う中で、指導や正論が届かない壁に直面。「徹底的に味方でいる」ことを決意し、子どもが放つ本音の断片(カケラ)を拾い上げ、心を通わせる独自の対話術「KAKERAモデル」を体系化する。
現在は高校でのカウンセリングの傍ら、思春期心理学アカデミー®を主宰。
思春期の子どもと関わるときに無視できない性教育と心理学を融合したアプローチは、支援職や保護者から「困難なケースでも対話の糸口が見つかる」と圧倒的な支持を得ている。また、教職員向けの研修実績も豊富。
ミッションは「子どもが大人になるのが楽しみ!と思える世界をつくること」。
愛犬・柴犬のサスケとの散歩が日課という温かな一面も持つ。
理論だけではない現場知を大切に、今日も子どもたちの心に寄り添いながら、支援の現場で悩む大人たちと共に考え、歩み続けることを何より大切にしている。
公認心理師/スクールカウンセラー/元養護教諭
何のための本か?
本書は、単なる「話し方」「聴き方」の本ではありません。
一見意味のない雑談の中から、子どもの本音の断片をその子の輪郭を形作る大切な「こころのカケラ」として拾い上げ、それを言語化し、周囲の大人が受け取れる形へ「翻訳・橋渡し」するための実践的メソッドを提示する本です。
私はこの関わりを「第3の雑談」と定義し、雑談を次のように定義しました。
・第1の雑談(親和): 場を和ませるための世間話。
・第2の雑談(情報): 意図を持って情報を聞き出すヒアリング。
・第3の雑談(探求): 子どもが今、自分の中にどんな「欠損(かけら)」を感じ、本当はどんな形を求めているのかを雑談から見つけるための場。
そして、その第3の雑談を25年以上の現場経験から誰でも再現可能な対話の公式「KAKERAモデル」として体系化しました。
良かれと思って「正解の形」を押し当ててしまう大人と、自分のありのままの形をわかってほしい子どもをつなぐための処方箋であり、ひとりでも多くの大人が子どもたちのこころのカケラに気づき、つなぎ、支えられるようになるための本です。
企画意図・趣旨
24年間、学校現場で子どもと関わる中で、私は何度も「誰も悪くないのに、なぜすれ違うのだろう」と感じてきました。
大人は「(自分の正解を)わかってほしい」と願い、世間一般の正しいとされる形の型枠を差し出し、そこに子どもの心をはめ込もうとします。
しかし、子どもが差し出しているのは、まだ歪で、熱を帯び、時にはズッシリと重い「本音のカケラ」そのものです。
そのカケラを大人の都合で削って「丸」く整えるのではなく、そのカケラがどんな温度をし、どれくらいの重みがあり、どんな手触り(質感)をしているのか。五感を使ってその「ありのまま」を感じ取ること。
形を変えようとする手を止めたとき、はじめて子どもは「自分を見てくれている」という安心感を得ることができます。
本書では、一見ムダに見える雑談の中から、どうやってそのカケラの「質感」をキャッチし、大人の愛情を「子どもが受け取れる形」に整えて橋渡しするのかを、具体的なステップ(KAKERAモデル)で言語化します。
対話のズレを「対立」ではなく「違い」として扱い、関係性をほどいていく支援者を増やすことが本書の狙いです。
そして、私が出会えない子どもたちの心のカケラもどこかでそっと拾われる世界を、一緒につくる大人が増えることを願っています。
読者層
【メインターゲット】
教員、養護教諭、スクールカウンセラー、支援職など、思春期の子どもに関わる実務者。「良かれと思って正論を言っているのに、心が離れていく」と感じている大人。
【サブターゲット】
わが子の言葉の「重み」を受け止めきれず、どう声をかけたらいいか悩んでいる保護者。
類書
本書のテーマに関連し、現在市場で支持されている主要な類書は以下の通りです。
1:『子どもの話を「聴く」技術:スクールカウンセラーが教える、心を通わせるコツ』
石隈利紀(監修)/ 諸富祥彦(誠信書房 / 2022年)
特徴: カウンセリング理論を学校現場に応用する、支援職向けの王道の実践書。
2:『聞く習慣:自分を緩める、相手が心を開く』
いしかわゆき(宣伝会議 / 2021年)
特徴: 「聞かなきゃ」というプレッシャーを排した、一般層向けの軽やかなエッセイ。
3:『子どもの心のコーチング:一人で考え、一人でできる子に育てる』
菅原裕子(PHP研究所 / 2023年新装版)
特徴: 図解が豊富で、子どもの自立を促すための「ポジティブな声かけ」の型を提示。
4:『オープンダイアローグ:私たちは対話をあきらめない』
斎藤環(晶文社 / 2023年)
特徴: 深刻なコミュニケーション不全に対し、結論を急がず対話を続ける高度な対話手法。
5:『先生のための「話す・聞く」技術』
赤坂真二(明治図書出版 / 2022年)
特徴: 学級担任や指導者向けに、集団を動かし教育効果を高めるための戦略的な対話術。
類似書との相違点
既存のベストセラーを読んでもなお、現場の教員や保護者が突き当たる「壁」を、本書は以下の3つの独自性で解消します。
1. 「スキル」ではなく「質感」を扱う:五感ベースの受容
既存の類書は「何を言うか(アウトプット)」や「聞く姿勢」に焦点を当てていますが 、本書は言葉の前段階である「質感・温度・重み」という、より直感的で身体的なアプローチを主軸に置きます。
相違点: 相手の言葉を安易に要約(上書き)せず、ありのままの形を尊重する「KAKERAモデル」のステップ(特にKeep it whole)は、効率重視の現代における強力なアンチテーゼとなります 。
2. 「第3の雑談」:無駄を最強のインプット装置へ再定義
「ゆるい雑談(いしかわ氏)」と「戦略的対話(赤坂氏)」の空白地帯を埋める概念です。
相違点: 一見無駄に見える雑談を、子どもの輪郭を捉えるための「高度な情報収集(インプット)の場」として再定義しました。これにより、多忙な教員が「雑談=時間の無駄」という罪悪感から解放され、支援の入り口として活用できるようになります 。
3. 「抱え込み」を防ぐ「翻訳・橋渡し」の実装
多くの対話本が「聴き手と話し手」の二者関係で完結するのに対し、本書は「その後のリレー(Relay)」までをメソッド化しています 。
相違点: スクールカウンセラーとしての視点を活かし、拾い上げた「本音のカケラ」を、担任や保護者が受け取れる形に翻訳する具体的な手法を提示します 。これは、個人の努力では限界を感じている「孤立した支援者」にとっての救いとなります 。
◎独自メソッド:KAKERAモデル(カケラモデル)
【K】Keep safe(安全を保つ):評価を脇に置き沈黙さえも一緒に味わう「余白」を作る。
【A】Attend(変化に注意を向ける):言葉の内容ではなく、声のトーンや視線の「微差」をキャッチする。
【K】Keep it whole(断片をそのまま保つ):拾った言葉を「つまり〇〇でしょ?」と要約(上書き)せず、そのままの手触りで受け取る。
【E】Examine the gap(ズレを見極める):大人の正解と子どものニーズの「形の不一致」を客観的に眺める。
【R】Relay(翻訳して橋渡しする):カケラの重みを損なわないよう、相手が受け取れる言葉に変えて届ける。
【A】Acknowledge(互いを認める):ズレを消すのではなく、お互いの形を認め合える関係へ。
この本が売れるためにご自身ができること
・市の研修会や学校現場での研修、講演での紹介
・市の男女平等推進センターでの活動の中での紹介
・ブログやSNSでの継続的な情報発信(総フォロワー3,000人)や、出版キャンペーン
を行ったり応援グループを立ち上げ、拡散に協力していただく
・「第3の雑談(KAKERAモデル)」をテーマにしたオンライン講座や勉強会の実施
・印税の一部(もしくはすべて)を販促費として活用
・メルマガ読者数16万人のメルマガ、そしてYouTubeフォロワー数1.7万人のチャンネ
ルをもつ師匠のマツダミヒロさんなど、多くのフォロワーを抱える方に紹介を依頼