NO81~90

No82 中川千春

NO81~90

No82 中川千春

1オーディション企画書

タイトル

ばばの背中が教えてくれた 生きていくのがラクになる31の魔法の言葉

サブタイトル

在宅介護をしてみてわかった 丸い背中は生きる秘訣が詰まってる

著者略歴

宮城県仙台市出身。20代後半より上京し、賑やかで充実した生活から一転、突然の母親の精神疾患により、地元へ戻り、仕事、お金、人間関係の全てを手放し右も左もわからないまま在宅介護生活をスタートさせる。
高齢の母の日々悪化していく精神状態と共に、著者自身も自分を見失い、いっそのこと一緒に、などと考えたことも数知れず。
それでも諦めずに一緒に生きる選択ができたのは、他でもない、母の「本当は生きたい」という想いに気づいたからだった。
この想いに応えて、この人の残りの人生を最高のものにしようと決意を固める。
日々の生活の中で、著者は意外なことに気がついた。
母のため、と思っていたことは、実は全て自分のためになっていたのだった。
母の健康のためにしたことは、全て自分の健康のためになった。母が喜ぶためにしたことでは自分がとてつもない喜びを味わった。母と一緒にいると、周りのみんなが優しくしてくれた。助けを求めるのを遠慮してはいけないことも、人は必ず誰かの世話になっていること、そして誰かの役に立っていることも、全て母の背中から教わった。
この人のちっちゃくて丸い背中は、実はとてもおっきく頑丈で、そして優しい、人生のバイブルだった。
著者がこのことに気づいてからは、2人の生活は非常に長閑で平和なものになった。著者がラクになると、母の病状もみるみる良くなり、発病前よりもよく笑う、元気なおばあさんになった。
精神を病んだはずの母が、人生をラクにする秘訣を、その背中でもって教えてくれた。
母が85歳でこの世を卒業するまでの日々、たくさんの生きるコツを知った著者が、現代社会で息苦しさを感じる働き盛り世代に、少しでもラクに生きられるよう、母から教わった数々の言葉をお伝えできれば幸甚です。

何のための本か?

忙しい現代社会で仕事や人間関係に疲れ生きづらさを抱えている働き盛り世代の人たちが、1日1項目、1ヶ月で、気持ちに余裕ができ、周りに振り回されることなくラクに自分の人生を生きられる本。

企画意図・趣旨

昨今の日本は経済的な不安定や自然災害などネガティブなニュースが多く、物事を前向きに捉えるのが難しくなっています。将来を不安に思ったり、人間関係の不和などからメンタルを病んでしまう人も増え続けています。
著者の母もそのひとりでした。高齢になり、配偶者と死別し、自分の身体も思うようにコントロールできなくなったり、必要以上に孤独を感じたりするうちに、心を病んでしまったのです。著者は在宅介護を決意し、一緒に暮らし始めました。不安定なメンタルの母との生活は、決して容易なものではありませんでした。しかし、手探りしながらひとつずつ、2人の生活を進めていくうちに、母といることで自分の内面に変化や気づきが起こり始めました。決してひとりでは体験できないような人の優しさに触れたり、ゆっくり歩くことで見えてくる世界が、著者の人生観を大きく変えてくれました。
母の小さく丸まった背中は、多くのことを教えてくれました。
85歳でこの世での役目を終えるまでの、最後の5年半を一緒に過ごしましたが、母は目に見えないギフトの山を著者に残してくれました。
忙しい現代社会に疲れた方へ、母の背中が教えてくれた数々の言葉が少しでもお役に立てれば幸いです。

読者層

40~50代の、働き盛り世代。特に女性。子育ても落ち着き、仕事も一生懸命にしているが、高齢の親の介護の心配や、自分たちの将来のことなど、漠然とした不安がいつもあり、自分が本当はどうしたいのかわからない、生きづらいと感じている人。

類書

1.「1日1つ」で人生が変わる 幸せを作る100チャレンジ
(著:まゆ姉 KADOKAWA)

2. 長生きは小さな習慣の積みかさね 92歳現役看護師の治る力
(著:川嶋みどり 幻冬舎)

類似書との相違点

1.→1日1項目ずつで人生が良くなる、という部分では一緒なのですが、類書の方はどちらかというと、キラキラ女子系な、でもうまくいかない人たち向けの習慣を変える方法を教えている著書。
私の著書では、働き盛り世代の疲れた心に「一つの選択肢として」母の言葉を伝えたいと考えており、習慣を変える提案ではないところが違う点だと思われます。

2.→生きづらさと向き合う、という部分では共通しているのですが、類書では92歳の現役看護師さんが身体の不調とうまく付き合いながら生きていくことについて書かれていて、看護師さんということもあり主に身体・医療という視点で見ている部分が多いのと、メンタルを慰めるような感じで書かれているのですが、私の著書では、医療のプロではないので、あくまでも、親子の生活から生まれた言葉を伝えるものであるため、身近に感じてもらえるのではないかと考えています。

この本が売れるためにご自身ができること

SNSでの拡散、宣伝活動、書店への売り込み、知り合いへの営業活動と拡散依頼、ブログでの投稿など。

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