1オーディション企画書
タイトル
ひらがな・カタカナ
サブタイトル
美文字は一生の宝物―1日5分の自宅レッスン
著者略歴
1965年東京都生まれ
東京都文京区にて書道教室一錚会主宰
毎日書道展近代詩文書会友
創玄書道会審査会員(学生部)
博光書道会理事
7才から書道教室に通い、帝京大学文学部国文科で續木湖山、石飛博光等の指導を受ける。
續木湖山(故) 全国大学書写書道教育学会初代会長、毎日書道展名誉会員
石飛博光 日展会員、毎日書道展名誉顧問、創玄書道会名誉会長
宮崎県に在住した2004~2006年は金丸華心(仮名)にも師事して書写検定を受験する。
2005年12月文部科学省認定 硬筆書写検定1級合格
2006年2月文部科学省認定 毛筆書写検定1級合格
2006年4月帰京し、書芸文化院主催日本書道史研究講座の3ヵ年修了後、特待生として2024年まで受講し仮名古筆を学ぶ。
2007年より石飛博光に師事し、公民館にて書道サークルを主宰して小学生と大人に指導するほか、博光書道会が主催するする小学生から高校生までの200人規模の錬成会に実行委員として参画しカルチャーセンター講師の助手を7年務める。
2014年4月にアトリエPinsel Kを構えて書道教室を主宰し9月に第一回一錚会展開催(その後2回開催)、2017年9月には第一回個展を開催する。
この10年間に120人余りの児童・学生に指導し、全国硬筆コンクールで茨城県知事賞受賞者、毛筆で東京都展代表者や文京区連合展、台東区展出品者等を輩出する。
小学校卒業時に謝恩会の案内状揮毫をした生徒が複数いたが、手本なしで書く実力を付けていた。
何のための本か?
園児・小学生が正しく美しい平仮名と片仮名を学び、練習するためのドリル
企画意図・趣旨
文字は「書くもの」から「入力するもの」に変わりつつあり、小学校では一人一台タブレットが配布されて、現代人は児童・生徒も書くことから遠ざかりつつある。
しかし、文字を美しく書きたいという願望は日本古来の文化であり、手書き文字は活字と異なる部分がある上に書き手の心情や性格まで現れる芸術にもなる。
脳科学の分野では、子供の頃に沢山書いた子は後に学力が伸びるとか、漢字を書く能力が高い人ほど文章能力が高いというデータがあるそうだ。
手書き文字の入り口であるひらがなとカタカナから文字の美しさを認知してもらい、硬筆も書道の一分野であり、作品となり得ることを知ってほしい。
読者層
園児・小学低学年の児童。また、それらに指導する親や祖父母
類書
小学館 ひらがな・カタカナ ポケモンずかんドリル
学研 学研の幼児ワーク ひらがな
学研の幼児ワーク カタカナ他
旺文社 小学生のための きれいな字になるワーク ひらがな カタカナ 漢字
青山浩之 自筆手本
類似書との相違点
類書の大部分は手本に活字を使用しているが、本書の手本には筆者の手書き文字を使用し、左利きにも対応できるように手本を中央に配置させる。
また、手本の単語となる部分には英語を記載して帰国子女や外国人でも使用できるようにする。
概略
1、五十音表と書く時の姿勢、鉛筆の持ち方・削り方、文字を書く前のウォーミングアップを説明する。
2、1日見開き1ページを1日の課題とする。
右ページに行ごとの5文字を8マスノートの大きさで解説と練習枠を設定する。
左ページは12マスノートの大きさで単語として練習枠を設定する。
3、途中に結びや払いなどの部分練習の日やコラムを数ヵ所設ける。
4、発展のページとして、硬筆作品の練習ページと横書きの練習ページを設ける。
この本が売れるためにご自身ができること
ワークショップや講習会を開催して、テキストとして使用したい。
紹介はInstagramに投稿すると共に、親しい筆墨店へ持ち込みセールスに行く。