1オーディション企画書
タイトル
「眠っている服が主役になる日」
サブタイトル
~手持ちの服で“今日の私”がもっと好きになる!~
著者略歴
1963年、山口県下関市生まれ。
2000年に1着のスーツを購入したことをきっかけに、1年にわたりファッションのリサーチとモニタリングを開始。
「着心地の良いスーツが少ない」という現実に驚き、ベーシックで快適、長く愛用できるスーツの企画をスタート。
2001年、オリジナルファッションブランド「St.ODIM/セントオーディン」を設立。
開店当初は顧客が0であったが、プレスリリースを機にメディアで取り上げられ、徐々に来店者が増加。
地域活性化のため「京町堀輪舞曲(キョウマチボリロンド)」というお散歩MAPを制作し、2012年まで継続する。
読売新聞掲載をきっかけに、2002年からNHKやABCなど50本以上のドラマや映画へ衣装提供を開始。
2003年、50年の職人技をもつ職人との出会いを機にメンズラインをスタート。
2004年には「ファッション講座」を開講。地域活動にも積極的に参加し、2005年からは大阪市北区の中之島エリアや靱公園の美化活動に取り組む。
2006年には、靱公園50周年記念イベントでファッションショーを総合演出し、3000人規模のイベントを成功させる。
2007年以降、毎年開催される「靱公園バラ祭~くらしとみどりフェスタ~」を主催。参加者は初回の3000人から、現在では4万人を超える規模へと成長。
2010年、パリコレ出展を夢見て七夕に願いを込める。
その後、2016年10月に「St.ODIM 2017 Spring & Summer Collection in PARIS」としてパリコレデビューを果たす。
2011年には瀬戸内国際芸術祭を巡る「アート&クルーズ弾丸ツアー」を主催するなど、ファッションとアートの融合にも力を入れる。
映画『そして父になる』(是枝裕和監督、2013年)やNHK朝の連続ドラマ「マッサン」(2014年)、「べっぴんさん」(2016年)などへの衣装提供を担当し、作品の評価向上に大きく貢献。
NHKの朝ドラは、ヒロインの若い時代からおばあさんまでの人生を丁寧に描く物語。
特に「べっぴんさん」では、実年齢19歳の主演ヒロインが、少女時代から大人へと成長し、結婚して母となり、会社経営者、さらにはおばあさんになるまでのライフステージを衣装を通じて表現。
こうした年齢や役割の変化に応じて、ヒロインの人生を服装のコーディネートで少女らしい可憐さ、母としての包容力、会社経営者の自信、そしておばあさんとしての落ち着きまで、服の組み合わせやスタイリングで表現することで、物語に深みを加えることに成功。
どの世代でも、選ぶ服のコーディネート次第で新たな魅力を引き出すことが可能。
オリジナルサイズの既成服でスタートしたブランドは、お客様へのサービスのひとつとして始めたオーダーメイドが大変好評で、オーダーするお客様が増えたことを機に、オーダーメイドブランドへとシフト。
現在は、ほぼすべてのアイテムをオーダーメイドで提供しており、一人ひとりのお客様に合ったスタイリングの提案に定評がある。こうした経験をもとに、ライフスタイルやシーンに応じた多様なコーディネートを提案できることが、強み。
コロナ禍でもオンラインイベントや講座を展開。
2021年には大学生と共にアップサイクルブランド「from clothes/フロムクローズ」を立ち上げ、SDG’sやサスティナビリティへの取り組みで多くのメディアに取り上げられる。
2022年には着物のリメイク事業を開始し、ヒューストンやパリでのイベントにも参加。
2025年にはNHK夜の連続ドラマ「バニラな毎日」や映画「港に灯がともる」への衣装提供を行う。
ファッションと地域活性化を融合させた独自のスタイルで、現在も多方面で活躍中。
何のための本か?
服はコーディネート次第で、あなたの魅力を何通りにも引き出せます。
本書は、NHK朝ドラや映画でヒロインの多彩なライフステージを服装で表現してきた著者が、その経験とコーディネート力を活かし、「手持ちの服だけで新しい自分に生まれ変わる」方法を伝授する一冊です。
ドラマの中で、ヒロインは少女から大人、母、会社経営者、そしておばあさんになるまでの人生を歩んでいきます。
それぞれの時代に応じた可憐さ、包容力、自信、落ち着きを、服のスタイリングで丁寧に表現してきた著者だからこそ、シーンに応じた印象の作り方を伝えることができます。
本書では、クローゼットの服を見直すことで、日常生活の中で自分の魅力を最大限に引き出すためのコーディネート術を紹介します。
少女のようなフレッシュさを演出したり、大人の落ち着きを出したり、母としての包容力や経営者のような自信を服装で表現する方法を具体的に解説。
どんな世代やシーンでも、服装次第で印象を自在に変えることが可能です。
新しい服を買わなくても、着こなしを工夫するだけで「今日の私」がもっと好きになる。
マンネリ化したクローゼットを宝の山に変えるためのアイデアとテクニックが詰まった本書は、毎朝のコーディネートに新たな楽しみをもたらします。
服の持つ力を最大限に活かして、あなた自身の物語を描いていくためのヒントをお届けします。
企画意図・趣旨
今のクローゼットの服で「新しい自分」を発見するための本
「何を着るか」で自信や印象が大きく変わるのは、多くの人が実感していることです。
本書は、クローゼットにある手持ちの服を活用し、コーディネートの工夫だけで新しい魅力を引き出すためのアイデアを紹介します。
著者は、NHK朝ドラや映画でヒロインの人生を服装で表現してきた経験を持ち、少女からおばあさんまで、さまざまな世代や役割に合わせたスタイリングに携わってきました。
これらの経験をもとに、誰でも簡単にできる日常の着回し術や印象チェンジのテクニックを提案。
新しい服を買わずとも、自分の魅力を再発見できる本書は、コーディネートの楽しさと、毎日のスタイリングに新たな可能性を提供します。
読者層
1.40代~50代の女性層
ターゲット像:大人の落ち着きや上品なファッションを楽しみたい世代。
ニーズ:若作りではなく、年齢に応じた洗練された着こなしを学びたい。
自分に似合う服の見つけ方やコーディネート術を知りたい。
狙い:20代・30代と比べ、40代以上の女性は本を読む傾向が強く、さらに「大人のおしゃれ」をテーマにした本に興味を持ちやすい。
2. ファッション初心者層
ターゲット像:普段あまりおしゃれに自信がないが、少しずつおしゃれを楽しみたいと考えている女性。
ニーズ:自分でもできる簡単なコーディネート術や、着回しアイデアを知りたい。
複雑なファッション理論ではなく、シンプルでわかりやすいコツが欲しい。
狙い:ファッションに苦手意識を持つ層も、手軽で実用的な本に興味を持ちやすいです。
おしゃれに興味があるけれど時間がない女性たちへのサポートをテーマ。
3. 節約志向を持つ層
ターゲット像:服を買い足さずに、今ある服でおしゃれに見せたいと考えている女性。
ニーズ:ファッションにお金をかけずに高見えする方法を知りたい。
手持ちの服を活かして、新しいコーディネートを作るヒントを探している。
狙い:節約志向は年齢を問わず関心が高く、幅広い層に響きやすい。
4. 子育てを終えて“自分のためのおしゃれ”を見つけたい女性
ターゲット像:子育てが一段落し、ようやく自分の時間を持てるようになった40代~50代の女性。
ニーズ:家族のために使っていた時間を、これからは自分のために使いたいと考えている。
久しぶりに自分を鏡で見たとき、「もっと今の自分に合った服を着たい」と感じる。
新しい着こなしを試して、これからの自分を輝かせたい。
狙い:この層は「今までの私」と「これからの私」を切り替えるタイミングにいるため、「新しい自分を発見するためのコーディネート術」というメッセージが響きやすい。
5. 自分のブランドを大切にする女性起業家・フリーランス
ターゲット:個人起業家などの30代後半~40代
ニーズ:手持ちの服を使い、TPOに合わせたスタイリングで自分の魅力を引き出したい。
セルフブランディングの一環として、おしゃれな見せ方を学びたい。
狙い:この層は「おしゃれ=自己表現・信頼構築の手段」と捉えているため、ファッションを通じて仕事の成功を目指す動機が強い。
6. 副業で自己表現を広げる女性
ターゲット: 平日は会社員。
副業で自己表現を広げる女性(20代後半~30代半ば)
ニーズ:少ない服でも、仕事と趣味のシーンを切り替えながら楽しめるコーディネートを学びたい。
狙い:異なるシーンを切り替えるファッションの工夫や、「自分らしさを表現するための服」を求めている傾向が強い。
少ない服でON/OFFどちらのシーンでも自分らしく輝けるファッション術を求めている。
類書
・「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」 昼田祥子著(講談社)
・「正直、服はめんどくさい けれどおしゃれに見せたい」 杉山律子著(サンマーク出版)
・「手持ちの服でなんとかなります」 のどか著(ダイヤモンド社)
類似書との相違点
本書 『着回し9割!毎日が輝く手持ち服スタイリング術』 は、「手持ちの服を最大限に活かし、新しいコーディネートを生み出す」 ことに特化した一冊です。
類書と比較しながら、その独自性を整理します。
1. 『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』(昼田祥子著)との違い
▶ 「捨てる」より「活かす」にフォーカス
類書は「服を捨てることで人生を変える」ことがテーマで、ミニマリズム的な視点から「手放すことで得られる自由」に焦点を当てています。
一方、本書は「今ある服を活かして新しい着こなしを生み出す」ことに主眼を置いています。
服を減らすのではなく、コーディネートの工夫によってクローゼットのポテンシャルを最大限に引き出すことを目指します。
* 「捨てる」ことに焦点を当てず、「活かす」方法を提案
* 手持ちの服だけでオシャレの幅を広げる具体的なテクニックを紹介
2. 『正直、服はめんどくさい けれどおしゃれに見せたい』(杉山律子著)との違い
▶ 「おしゃれをラクにする」より「着回しを楽しむ」
類書は「最小限の努力でおしゃれに見せる」ことを重視し、時短やシンプルなルールをもとにした服選びを提案。
本書は、「おしゃれをラクにする」のではなく、「手持ちの服を使っておしゃれを楽しむ」ことに焦点を当てています。
コーディネートの工夫によって、少ない服でも飽きずにおしゃれを楽しむ方法を紹介します。
* 「時短おしゃれ」ではなく「楽しむおしゃれ」にフォーカス
* 具体的な着回し術や、シーン別のスタイリングテクニックを提案
3. 『手持ちの服でなんとかなります』(のどか著)との違い
▶ 「服選びのストレス解消」より「コーディネートの可能性を広げる」
類書は、服選びに悩む人向けに「シンプルに考える」ことを提案し、コーディネートの基本ルールを解説しています。
本書は、「服選びをラクにする」だけでなく、「手持ちの服の可能性を最大限に広げる」 ことを目的としています。同じアイテムを活用しながら、新しい着こなしを生み出す工夫や、年齢・シーンに応じたスタイリングテクニックを紹介します。
* 「手持ちの服をどう着るか」にフォーカスし、着回しのバリエーションを広げる
* コーディネートの応用力を身につけるための実践的なアドバイスを掲載
<本書の独自性(類書にはないポイント)>
* NHK朝ドラや映画の衣装コーディネート経験を活かした、プロ視点のアドバイス
* ライフステージごとの着こなしを意識し、年齢やシーンに応じたコーディネートを提案
* 「捨てる」「めんどくささを解消」ではなく、「着回しを楽しむ」ことに重点を置く
* 少ない服で新しいスタイルを生み出す、実践的なコーディネート術を紹介
* ファッションの「効率化」ではなく、「創造力を発揮する楽しさ」を伝える
本書は、「クローゼットの中の服を最大限に活かして、毎日のスタイリングを楽しみたい」すべての女性に向けた、実践的で楽しいコーディネート指南書です!
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『眠っている服が主役になる日』目次案
はじめに
・眠っている服を目覚めさせると、新しい私が始まる
・服を捨てるのではなく、スタイリングの工夫で「私」を引き出す
・NHK朝ドラや映画の衣装から学んだ“多面性”を楽しむファッション
第1章:手持ちの服で「新しい私」を引き出す発想
▶ テーマ:「自分の魅力を再発見するためのファッションの考え方」
1-1. クローゼットにある服は“宝の山”
1-2. なぜ「着る服がない」と感じるのか?
1-3. 「似合う」と「好き」を見直すだけで新しい自分に
1-4. 「1アイテム3通り」ルールで服のポテンシャルを引き出す
第2章:働く女性のためのTPO別スタイリング術
▶ メインターゲット:オフィスや仕事の場でのファッションに悩むキャリア女性
2-1. オフィスカジュアルで無難を脱する3つのコツ
2-2. 仕事後のディナーやイベントに対応する“2WAYスタイル”
2-3. オンラインでも映える上半身コーデの極意
2-4. シンプルな服でも小物で印象アップする法則
第3章:子育て中のママが輝くカジュアルコーデ
▶ 関連ターゲット:忙しい子育て中でもおしゃれを楽しみたい30代・40代のママ
3-1. 動きやすさとおしゃれを両立するカジュアルスタイル
3-2. 公園や買い物でも「素敵」と言われる服の選び方
3-3. マンネリしやすいカジュアル服を格上げするコツ
3-4. 家庭と自分の「心地よさ」を大切にするスタイリング術
第4章:副業や個人起業家の“自己表現スタイル”
▶ 関連ターゲット:副業や自営業で自分を見せたい女性
4-1. 自分の“ブランド”を伝えるためのセルフブランディングコーデ
4-2. イベントや講演で信頼感を高めるファッション術
4-3. SNS映えを意識したスタイリングと配色のテクニック
4-4. 副業・本業どちらでも輝く“ON/OFF切り替え術”
第5章:新しい自分に出会うためのファッションの再発見
▶ テーマ:「自分の変化を楽しむための服選び」
5-1. 子育てが一段落したら、新しい自分の魅力を発見しよう
5-2. 40代・50代でも洗練された大人のおしゃれを楽しむ
5-3. クローゼットに眠っていた服で自信を取り戻す
5-4. 自分の人生をファッションで語る――新しい私のスタイル作り
第6章:服の着回しを楽しむ“変身コーデ”術
▶ 全読者に向けた提案:手持ちの服を最大限活用する具体的なアイデア
6-1. 定番アイテムを新鮮に見せる「色・柄・小物」の使い方
6-2. マンネリを打破!毎日違う印象を作る3つの工夫
6-3. 「もう飽きた服」を生き返らせる新しい着こなし方
6-4. 眠っている服が“主役”に変わる瞬間
おわりに
・今日の服が、明日の新しい私を作る
・服を変えれば、心が輝く
・スタイリングの楽しさで、毎日をもっと素敵に
<目次案のポイント>
1. メインターゲットを明確にしつつ、幅広い読者層に対応する章構成
第2章では「働く女性」
第3章では「子育て中の女性」
第4章では「副業や個人起業家の女性」
第5章では「新しい自分を探したい40代・50代」をそれぞれ意識しています。
各章で特定のターゲットの悩みに応じた内容を提供しつつ、全体的に「新しい自分を発見する」という一貫したテーマで統一。
2. 類書との差別化ポイントを強調
「捨てる」ではなく「活かす」「楽しむ」というポジティブな提案に焦点を当て、服の着回しやスタイリングの可能性を広げる具体的なテクニックを多数紹介。
3. 新しい自分に出会うための“気づき”を促す構成
「クローゼットの服を使って、新しい自分の魅力に気づく」というメッセージを強調し、自己肯定感を高めるためのスタイリングを提案。
この本が売れるためにご自身ができること
・WEB投票で応援してくれた人とリアル・オンライン交流会を開催。
・所属する経営者の会や交流会、ロータリークラブなどのメンバーに紹介。
・オンラインで開催している「ファッション講座」の受講生、卒業生に紹介。
・本書の内容を小出しにした「プチ・ファッション講座」を週1ペースでリアルで開催し紹介。
・同じ目的を持つさまざまな起業家とコラボセミナーでの紹介。
・SNSで出版を紹介&発信。
・ブログで紹介&発信。
・Youtube番組を作り、広く発信。
・2026年、「St.ODIM」設立25周年、「from clothes」設立5周年でパーティを開催する時に出版記念パーティを同時開催し紹介。