• NO101~110
  • No104 フペちゃんのママ

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    1オーディション企画書

    タイトル

    鉄女の日記

    サブタイトル

    あなたの業界もアナログですか?

    著者略歴

    工業系短大 溶接工学科を卒業。学生の頃より建築鉄骨業界に携わり、
    平成3年より入社し、図面作成、検査に携わる。
    2人の娘を子育てしながら、技術職として働く。
    創業社長があと10年居るからと退任し、平成16年に社長に就任、
    その 2カ月後に癌が悪化し他界。
    まさかの事態に、残された会社の経営ノウハウも分からず、助けられたり、
    騙されたりを繰り返しながら、男社会で現在も奮闘中。
    創業 60年を超える、田舎の小さな老舗鉄骨工場を経営している女社長です。
    国土交通大臣認定ミドルグレードを取得しています。
    公共施設、工場、店舗、商業施設、倉庫 を製作していますが、
    主に首都圏の物件となります。

    何のための本か?

    建築業界の男社会で、自分が苦労した経験を踏まえ、娘が後継者として手を挙げて
    くれたことをきっかけに逆に悩み、なぜ継がせたくないかを深掘りした内容です。
    過去から現在まで業界の流れが変化ていない事を考え、未来を想像しても喜んで継げる
    環境の可能性は低いと考え、業界を知ってもらい、変化する足掛かりになる明るい
    未来を模索する書籍にしたいと思います。
    「こんな現状なんだ、何か変だな、おかしいな」 と一般の人に感じてもらいたいです
    最優先は認知の為、業界の説明を会話形式で、コミカルな内容にしたいと思います。

    企画意図・趣旨

    田舎町の工場を、経営する企業の女社長です。中小企業で下請けの為苦労も多い中、
    自分の娘が同じ道を選ぼうとしているとしたら、皆さんはどうしますか?
    男社会の中、自分と同じ困難や、苦労することが明らかなのに、大げさに言えば
    ライオンの親のように崖から落とすのを良しとして、導きますか?

    私の仕事の説明をします。
    皆さんが目にする建物は、写真や、華やかなパースのような美しい仕上がった
    建物と思います。
    私たちはその中の、骨だけの部分を鉄で作っている仕事です。
    建物の骨は、人と同じで、とても大切な部分です。
    しかし隠れてしまう為、想像しづらく、どの様な業種か分からないのでは
    ないでしょうか。

    当社は鉄を使って建物を作ります。鉄で骨を作るため、鉄骨と言われます。
    パースの図面のハイテクさとは分断され、パパッとコンピューターで簡単には
    仕上がりません。想像以上の地道な作業が多く、その作業に追われています。
    世の中のAIの活用で効率よく仕事が変化する中、取り残されている仕事が
    有るのです。
    きっと驚かれるのと、建っている建物にも、親近感も感じてしまうと思います。

    この本は極力専門用語を削り、フペちゃんのママが、客先や社員と奮闘している
    日常をメインに、会話形式で書きたいと思います。
    一般の人に分かりづらい内容は、図、イラストも自分で用意したいと思います。

    娘になぜ継がせたくないか、どこに懸念事項が有るのかを、簡単に説明することが
    鍵と考えています。また建築の楽しさ、達成感も、ギャップで盛り込みたいと
    思います。

    現在の建築業界のピラミッドの中で、最下層の下請け女社長の目線から、
    縦割りの仕事で流れが悪くなっている現状が、最下層だけで無く、中間層もそれぞれ
    同じ様な苦労をしている事を会話にしたいと思います。

    実際男の子が居ても後継者を選ばず、どうやったらフペちゃんでも楽しく継げる
    業種になるのか、書籍で模索したいと思います。
    この本が無ければ一生知ることの無い、業界の本当を教えます。

    今までの業界の本は、真面目な業界ならではの、技術者の知識の取得、研鑽の為の
    教科書です。これは莫大な量が有ります。
    ですが無名な一下請けが書籍を出したいと思ったのは、全く一般の方向けの書籍が
    見当たらない為、業界を認知してもらいたいと思ったからです。
    そして、未来に必要で有る鉄骨と認知してもらい、応援をして貰いたいです。
    変化をもたらせてくれる、沢山の人に向けて呼びかけたいと思います。

    読者層

    建築業界の人は勿論、業界を知らない一般の方、サラリーマンや、主婦の方
    など中高年向き。子供や孫などに、この様な仕事があると説明が出来る世代を
    ダーゲット。

    類書

    ① 今日からはじめる農業の事業継承(2万人の跡継ぎと考えた成功メソッド)
    ② 交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

    類似書との相違点

    ① 鉄骨と農業で全く違う業種です。ですが、衣食住のくくりでは重要度合が同じと
    考えています。
    農業は後継者問題が認知されているので、細かく問題を解決する方法が提案されて
    いる為、鉄骨でも盛りたいと思います。
    ② 類書のエピソードは、一般に認知されている業種のため、理解しやすい内容です。
    鉄骨は専門用語の多い内容になりがちなのと、認知されていない為不利ですが、
    それを上回るコミカルさを出した書籍としたいです。
    ‘①、②のミックスの内容で考えています。

    この本が売れるためにご自身ができること

    鉄骨業界の認知は、組合を通じ認知可能です。
    また一般の方への認知を特に力を入れていきたい為、ポスターの製作、県や、新聞社
    への公告要請と、年内に立ち上げるユーチューブで、スポークスマンキャラクターでの
    宣伝を行いたい。

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