1オーディション企画書
タイトル
「お母さん、僕のこと好き?」―愛される確信を得た少年が博士号を取るまで
サブタイトル
何度も聞かれた「好き?」の問いが、未来を切り拓く力になった。
著者略歴
元教員・相談員として、長年子どもや保護者と向き合う。心理学・カウンセリング・児童学を学び、自身の子育て経験から「親と子が心からつながることの大切さ」を確信。現在は、シンクロが連続するコミュニケーションサロン『アルマリアン・サンガ』を主宰し、県内外で講演・セミナーを行っている。
何のための本か?
生きづらさを抱える子供を育てる親への希望のメッセージを届ける。
企画意図・趣旨
現代の子育てでは、子どもの「生きづらさ」に直面する親が増えています。発達の特性やこだわり、学校や友人との軋轢、学習への拒否反応──そんな日々の悩みに、親は答えを求めながらも、出口の見えない迷路に迷い込みがちです。本書は、著者と息子の20年以上の歩みを描く実録です。保育園時代から身の回りのことがうまくできず、音声チックやこだわりの強さから周囲になじめなかった息子。勉強も嫌がり、学校生活は度重なるつまずきの連続でした。教員だった著者は、仕事を辞して息子と向き合うことを決意。心理学や児童学を学びながらも、最後に辿り着いた答えは「人を支えるのは方法論ではなく、愛されているという確信」でした。やがて息子は読書と学びに夢中になり、成績を伸ばし、弁論大会で県代表に。大学院で優秀賞を受賞し、ドイツに留学して博士号を取得します。その彼が語った「僕は親に愛されているという確信がある」という言葉は、母としての全ての苦労に報いるものでした。本書は、同じように生きづらさを抱える子どもを育てる親へのエールであり、迷いや不安の中にいる家族へ、「完璧でなくてもいい、真摯に向き合うことが何よりの力になる」という希望のメッセージを届けます。
読者層
子育てに悩む親たち(学校生活や人間関係でつまづくことが多い子供の保護者)
類書
「非常識なおうち発達支援」吉野加容子
類似書との相違点
実例集で個別対応が中心。「母子の一貫した物語」として深さは書かれていない。
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