1オーディション企画書
タイトル
知らなかった!言葉以外のコミュニケーション威力!
サブタイトル
ノンバーバルを磨いて人間関係を豊かにする実践方法
著者略歴
演出家、脚本家、アクティングコーチ、立教大学講師(コミュニケーション)
90年代に渡米。アメリカの大学で非言語(ノンバーバル)コミュニケーションに出会い、ドラマ/映画/舞台において「台詞(脚本)は言語コミュニケーション、演出は非言語コミュニケーション」という脚本家/演出家の視点で理論化を深める。
アクティング・コーチとしても、心理学やコミュニケーションの角度から演技を紐解き、非言語に現れるキャラクター性や感情の発露を体系化。第一線の俳優をはじめ、多くの俳優を指導している。
2009年より立教大学異文化コミュニケーション学部にて講義や演習を担当。演出やコーチングの現場で編み出した実践方法を取り入れた授業は「全講義の中で最も人生に役に立つ授業」と評判を呼び、受講者数も年々増加している。
代表作に『ミュージカル黒執事〜千の魂と堕ちた死神〜』(構成・演出)、『Fate Grand Order ~THE STAGE~』三部作(作詞・脚本・演出)、『ヘドウィッグ・アンド・アングリーインチ』(翻訳・演出)、映画『サイドライン』(脚本・監督)、アニメ『文豪ストレイドッグス』や映画『シン仮面ライダー』劇中曲の作詞などがある。
何のための本か?
たとえば、優秀な詐欺師は、清潔感があり、感じの良い服を着ています。
たとえば、会話中、身体の向きが自分の方を向いていないと、相手は話を聞いてくれていないと感じます。
たとえば、「ありがとう」を笑顔で言えば、相手には感謝が伝わりやすくなります。
コミュニケーションには、こうした言葉以外の要素が大きく影響しています。
本書では、表情、視線、しぐさ、声、服装、姿勢、距離、魅力、嘘の態度、といった無意識に伝わる「非言語(ノンバーバル)コミュニケーション」の影響力を、実例を交えてわかりやすく解説します。
「第一印象は最初の5分の非言語を磨けば変わる」「人は内容より非言語要素で判断する」「相談しやすい座り位置、プレッシャーをかける座り位置」「笑顔はコミュニケーションの特効薬」「なぜ嘘はバレるのか」といった、日常の具体的な場面で誰でもすぐに試せる実践方法を紹介します。
自分でも気づかないうちに発していた非言語をコントロールし、コミュニケーション能力向上させ、人間関係を豊かにしていくための一冊です。
企画意図・趣旨
立教大学での15年以上の経験を通じ、若い世代はコミュニケーション能力が低いのではなく、方法がわからないだけだと実感しています。少子化やSNSの影響、またコロナ禍によってコミュニケーションの場が減ったこともあり、最初は受け身だった学生たちが、私の講義を受けるうちに「だから第一印象が悪いって言われたのか!」「この方法を試してみました!」と、いきいきと変わっていく姿を見てきました。彼らはコミュニケーション方法を知ると、どんどん新しい人間関係に挑戦しようと外に飛び出していきます。
若い世代に限らず、誤解が生まれたり相手に受け入れられなかったりすることの原因の多くは、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションが人間関係に与える大きな影響を与えることを多くの人が知らないことにあります。
いまやコミュニケーションは「学ぶ時代」。学んで変わっていく時代になっています。
私はこの非言語実践方法を、演出やコーチングの現場や大学だけで終わらせず、本書を通してより多くの人が豊かな人間関係を築くきっかけにしてほしいと考えています。いまこそ「大学教育の現場×俳優指導」で培われた理論と実践可能な方法が具体的に伝わる、すぐに使える非言語入門書が必要だと思い、本書を企画しました。
読者層
自己啓発に興味を持つ20代〜40代、ビジネスパーソン、10代後半〜20代の学生や若手社会人。読みやすさを重視し、「初めてコミュニケーション本を一冊読んでみようかな」という人や、会話術だけでは物足りず「別の視点でコミュニケーション能力を伸ばしたい」という人に向けた次の一冊です。
類書
・『非言語(ノンバーバル)コミュニケーション 』(新潮選書) M.F.ヴァーガス、石丸正(訳)
・『人は見た目が9割』(新潮新書)竹内一郎
・『人は聞き方が9割』(すばる舎)永松茂久
・『非言語行動の心理学』V.P.リッチモンド/J.C.マクロスキー、山下耕二(訳)
・『マンウォッチング』(小学館文庫)デズモンド・モリス、藤田統(訳)
・『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』(河出文庫)ジョー ナヴァロ/マーヴィン カーリンズ、西田美緒子(訳)
・『ことばにできない想いを伝える:非言語コミュニケーションの心理学』(誠信書房)M.L.パターソン、大坊 郁夫(訳)
類似書との相違点
非言語(ノンバーバル)コミュニケーションの書籍は翻訳が多く、海外文化を前提とした具体例が中心で共感を得にくいものが多い。また、専門書や学術書に偏っているため、一般の読者が手に取っても日常に活かすことが難しい。
一方、日本の著書は会話術に特化するか、学術的根拠に乏しいものが多く、非言語全般をカバーする入門的な書籍はほとんど見当たらない。
本書は、日本人が共感しやすい具体例を用い、立教大学での講義や俳優へのコーチングなど長年の現場経験に基づいた非言語コミュニケーション力を高める実践方法を、わかりやすくイラスト入りで解説します。会話術にとどまらず非言語全般をカバーし、日常ですぐに使える具体的な行動指針を提示します。
この本が売れるためにご自身ができること
・立教大学の講義にて教本として活用(毎年一定数販売を見込める)
・俳優向けワークショップやオンラインサロンでの使用・販売
・演出家としてのネットワークを通じた影響力ある関係者への配布
・芸能人・有名人による帯コメントやSNS推薦による拡散
・講演活動における直接販売