1オーディション企画書
タイトル
AI時代を切り拓く「考える技術」
サブタイトル
コンピュテーショナル・シンキングがあなたの武器になる
著者略歴
1964年生まれ。IT関連企業のシニアプロジェクトマネージャ。
1987年3月筑波大学第三学群情報学類卒。
1989年3月筑波大学大学院理工学研究科修了。理工学修士。
1989年4月より複数のIT関連企業にてソフトウエアの企画、開発、プロジェクト管理、プロダクト管理等に従事。
1994年から2002年まで北海道テレビ放送「南平岸インターネット」シリーズにMCとして出演し、インターネット黎明期からさまざまなIT技術を解説。
何のための本か?
コンピューテーショナル・シンキング(CT)は、「コンピュータに解かせるような形で物事を整理・分解し、問題解決を進めるための思考法」 のことです。2006年に米カーネギーメロン大学のジーニー・ウィング(Jeannette Wing)が提唱し、プログラミング教育やSTEAM教育の基礎概念として世界中に広まりました。しかし、本来、CTはプログラミングに限らず、問題解決一般に応用できる思考法です。この本はプログラミングをしない学生やビジネスマンの方々にCTの概念を伝え、活用してもらうための本です。
企画意図・趣旨
AIの出現によってコンピュータとの付き合い方はコペルニクス的転換を迎えています。コンピュータは言語やツールの使い方を覚えて手順を命令する下僕ではなく、思想や設計を伝えて思考を具現化してもらう相棒になりました。コンピューテーショナル・シンキング(CT)は、分解、パターン認識、抽象化、アルゴリズム設計の4つの柱からなる思考法です。これは単なるプログラミングスキルではなく、物事を人やコンピュータが処理できる形に整理するための頭の使い方であり、トレーニングによって誰でも習得することができます。学生であれば日常生活の中でゲーム的に取り組むことができるでしょうし、ビジネスマンであれば業務フローの改善やデータ分析、DXの導入に応用することもできるでしょう。一人でも多くのみなさんがCTをマスターし、問題を論理的・構造的に整理してコンピュータや人間が解ける形に変える思考法を身につけて創造性を拡張し、AI時代にコンピュータと本質的な付き合いをできるようになってほしいと考えてこの本を企画しました。
読者層
問題解決や思考法に興味のある学生やビジネスマン。
類書
「コンピュテーショナル・シンキング」
「計算論的思考ってなに?―コンピュータサイエンティストのように考える」
類似書との相違点
プログラミング教育の文脈でCTを捉える書籍はありますが、本来はプログラミング以外にも広く用いることができる考え方であり、一般のビジネスマンを対象とすることにより広くCTの考え方を広めることができると考えます。
この本が売れるためにご自身ができること
SNSによる発信、Clubhouseでの紹介。