1オーディション企画書
タイトル
「それって大人の感想ですよね」
サブタイトル
「子供だってルールを守るヒーロー」
著者略歴
香月響介(かつき きょうすけ)
1999年、千葉県生まれ。中央大学法学部及び同大学法科大学院卒業。司法試験受験生。
炎の塔 司法試験受験団体学研連「白鴻会」所属。令和7年度司法試験の結果待ち。
何のための本か?
小学生が面白おかしく日常の場面で法律を使うことで専門性の垣根を取り払い、法律・法曹に興味を持つための本。
企画意図・趣旨
現代ではSNSやネットを通じ早期に社会と接点を持ちますが、義務教育の過程では基本的な法律や権利について学ぶ機会はほとんどありません。また、偶発的に学ぶ機会と言えば、法律のドラマ・ゲーム作品・SNS等が挙げられますがいずれも興味を引くために事案をデフォルメ化している印象であり能動的な興味関心は薄いと感じます。そこで、子供たちが不満・疑問を持つことが多い状況に法的根拠を備えた主張を提供し実際に使うことで能動的に法律に触れる機会を提供し、もって法律への興味関心の端緒となることを目的としています。ここにいう「不満をもつ状況」とは、例えば「クラスがうるさいから学校の先生が怒って職員室に帰った状況」「友達の消しゴムを一時的に借りられた状況」等が挙げられます。また、「疑問を持つ状況」とは「音読の宿題における親の署名押印をもらい忘れた学生が自ら署名押印した状況」などその正当性に疑問を持つ状況を指します。これらの状況に応じて法的帰結として「債務不履行」「一時的な使用貸借は不可罰(窃盗罪が成立しない)」「有印私文書偽造罪」など短文かつ弁護士っぽい解答を用意します。これらを実際にその状況下で利用できるという想定です。対象読者層は下記の通り小学生3~6年生を対象にしていますが、購入代金の支出者が保護者であることを鑑みて、保護者や教育現場でも活用できる解説を意識含む予定です。
読者層
小学生中高学年
類書
『こども六法』(著)山崎総一郎
『おとな六法』(著)岡野武志(著)アトム法律事務所
類似書との相違点
『こども六法』との相違点について、『こども六法』について、その内容を概括すると固い言い回しがおおい条文を噛み砕いて説明することで条文の理解を容易にするという点に重きを置いており、理解しその知識を使うという点には結びついていない。
『おとな六法』との相違点について、空想上の状況を設定している点で私の企画する本と異なる。もっとも、実際の状況を想定している旨の記述(内容の盗作にならないよう書店で手に取って数ページを閲覧し閉じたため、web上の同書の説明文を参照した。)があるが、同書は問答形式で進んでいたため、実際に小学生が扱えるにいたるかは不明であり、お決まりのワンフレーズを使うというわけではない。
これらを踏まえた上で、私の企画する本は、特定の状況に応じた特定の決めゼリフを一対一対応で記載する予定なのでより実践的なものであり、実際に使うことで小学生間で本書への誘因が可能である点が相違点であると考えます。
この本が売れるためにご自身ができること
現在司法試験の結果待ちの状況にあり、弁護士となった場合には著書をホームページなどに掲載しますので、クライアント様に同書出版した旨を半永久的に宣伝することができます