• NO1~10
  • No9 三尾和子

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    1オーディション企画書

    タイトル

    愛犬とカフェデビュー『Café With My Dog』

    サブタイトル

    カフェマナーを学んで、愛犬と“どこでも一緒”を叶える本

    著者略歴

    「愛犬とどこにでも行ける夢のライフスタイル」を叶えるドッグマナートレーナー。
    「マナーは、“どこでも一緒”を叶えるパスポート。」という信念のもと、愛犬との外出を楽しむためのマナー教育を広める『Café With My Dog™ Project』を主宰し、全国展開に取り組んでいる。
    拠点は南軽井沢にある総合施設「RITA’S RANCH南軽井沢」。4,000平米の自然に囲まれた敷地に、グランピング施設・カフェ・ドッグスクールを併設し、飼い主と愛犬がともに学び、くつろぎ(楽しみ)、絆を深められる空間を提供している。

    犬の行動科学が日々進化するなかで、世界の最新研究に基づいた「罰を使わない・犬にやさしい」ポジティブ・トレーニングを実践している。犬のボディランゲージを読み取り、その感情を尊重しながら信頼関係を築き、良い行動を育てることを目的とする。犬が安心して学び、自ら考えて行動を選べる力を育むメソッドで、初めて犬を迎える人から問題行動に悩む飼い主まで幅広くサポート。

    主な資格・実績:

    ・RPTM認定ドッグトレーナー(デンマークの動物行動学者ヴィベケ・リーセ氏に師事)
    ・ヴィベケ・リーセ・アカデミー元日本代表
    ・英国バッチ財団登録アニマルプラクティショナー(BFRAP)
    (日本に5名のみ。犬の行動と感情に働きかけ、バッチフラワーと環境調整を用いた自然療法を実践)
    ・軽井沢観光協会後援・軽井沢プリンスショッピングプラザにて、犬のマナー教室「グッドドッグマナー」を主催
    ・米国ドッグサイコロジーセンターでシーザー・ミラン氏直伝のパックウォークを学び、2019年よりRITA’S RANCHで開催・継続中

    ドッグトレーナーを志した原点:

    きっかけは、4歳で迎えた保護犬「海(カイ)」との暮らし。
    「この子と、どこへでも一緒に行ける生活」を夢見ていたが、ある日、カイが人を噛んでしまう。紹介された体罰を用いるトレーニングにより、一時的に行動は抑えられたものの、状態は悪化し、再び人を噛むという事態に発展。

    「このままでは殺処分になるかもしれない」──
    絶望の中で見えたのは、噛むしか自分を守れなかったカイの恐怖。「学ぶべきは犬ではなく、飼い主である自分だった」と気づく。

    その後、体罰ではなく犬を理解し、愛情を持って導くポジティブ・トレーニングが世界の主流であることを知り衝撃を受ける。20年以上携わっていたエンターテインメントの世界から離れ、ドッグトレーナーとしての道を歩み始める。

    マナーを学べば、愛犬との暮らしはもっと自由になる。その実現のために立ち上げたのが、『Café With My Dog™ Project』である。マナー教育を通じて、犬と人との幸せな共生社会を目指し、活動を続けている。

    何のための本か?

    犬とカフェに行く——それは多くの飼い主にとって憧れのシーン。しかし現実には、「吠えてしまったらどうしよう」「他の人に迷惑をかけたら」「慣れない場所で犬がパニックになったら」といった不安から、一歩を踏み出せないケースも少なくない。また、マナー違反によって犬の同伴を禁止する施設が増加しているという残念な現実もある。

    本書は、そうした不安や課題を乗り越え、飼い主と愛犬が安心して楽しく過ごすための「カフェマナー」をわかりやすく紹介する一冊。

    犬にも人にもやさしい、最新の科学的根拠に基づいた効果的なトレーニング方法を用いて、初めてのカフェデビューを丁寧にサポート。カフェマナーを学ぶことで、飼い主と犬の行動範囲を広げるだけでなく、社会全体に“犬との共生マナー”を広げていくことを目的としている。

    「カフェマナーを学ぶこと」が、飼い主と愛犬の世界を広げる鍵になる。そしてその姿が、まわりの人やお店、地域社会へと安心感と好印象を広げていく——本書はそんなポジティブな循環を生み出す一歩であり、「犬とどこへも一緒に行ける未来」へのパスポートとなることを目指している。

    企画意図・趣旨

    「愛犬と、もっといろんなところに行けたらいいのに」
    そう願いながらも、愛犬とのお出かけに不安を感じ、一歩を踏み出せない飼い主がたくさんいる。吠えてしまったらどうしよう。他の人に迷惑をかけたらどうしよう。慣れない場所で犬が緊張してしまったら──そんな不安が、愛犬との楽しい思い出づくりのチャンスを奪っている。

    一方で、いま日本では、愛犬と暮らすライフスタイルがますます広がりを見せている。総務省の発表によると、2025年4月時点で15歳未満の子どもは1,366万人。それに対して、2024年度の犬猫の飼育数は約1,595万頭(一般社団法人ペットフード協会調べ)。そのうち約679万頭が犬である。

    犬の飼育頭数はやや減少傾向にあるものの、すでに犬は「家族の一員」として広く受け入れられている存在でもあり、1頭にかける愛情と支出は年々増加しており、年間10万円以上を費やす家庭は全体の53%を占めている。
    犬との暮らしは「飼う」から「共に生きる」へと進化し、日常生活の一部として定着しつつある。

    また、2024年のアイペット損害保険の調査では、飼い主の63%が「愛犬と旅行に行きたい」と回答しており、犬との外出への関心の高さがうかがえる。
    その一方で、「マナーに自信がない」「周囲に迷惑をかけそうで心配」との理由から、過半数が実際の行動に移せていないという現状も明らかになっている。

    さらに見落とされがちなのは、「飼い主が楽しんでいても、犬にとっては不安や緊張を強いられる体験になってしまうことがある」という点である。
    だからこそ求められるのは、「飼い主も犬も、どちらも心地よく過ごせるお出かけ」の実現である。

    本書は、そうした“行きたいけれど不安”という飼い主の気持ちに寄り添い、愛犬と安心して出かけるための具体的なマナーや準備、トレーニングを、やさしく丁寧に解説する構成となっている。

    具体的な内容は以下のとおりである:

    ・カフェで落ち着いて過ごすためのコツ
    ・他の犬や人との適切な距離感のとり方
    ・人への適切な挨拶の仕方
    ・犬が発する「不安」や「助けて」のボディーランゲージを理解する方法
    ・飼い主に集中して歩くためのトレーニング

    紹介するトレーニングは、いずれも科学的根拠に基づいた「犬の望ましい行動を褒めて伸ばす」方法であり、犬の感情を尊重しながら少しずつ慣らしていくことで、「また行きたいね」と笑顔で言えるお出かけを目指す実用的なガイドブックとなっている。

    巻末では、著者が学生時代を過ごしたパリでの犬文化も紹介。
    犬がカフェでくつろいでいる日常的な風景を通じて、日本における「犬と人の共生」に新たな視点と可能性を提示する構成となっている。

    本書は単なるしつけ本ではなく、「マナーを学ぶこと」が社会にとっても価値ある行動であるというメッセージを伝える文化的な提案である。
    正しいマナーが広がれば、犬連れで利用できるカフェや施設は増え、施設側にも安心感が生まれる。結果として、地域全体が“犬にやさしい”場所へと変化していく。
    『Café With My Dog』には、そうした小さな一歩が社会を変える力になり得るという希望が込められている。

    「愛犬とどこへでも一緒に行ける社会」へのパスポートとして、すべての飼い主にこの本が届くことを願っている。

    読者層

    ・愛犬とお出かけをしたいと思っている人(コア)
    ・犬を飼い始めた意識の高い飼い主(セカンダリー)
    ・愛犬と旅行がしたいが、マナーに自信がない
    ・うちの子、怖がりでお出かけできるかわからない
    ・愛犬との旅行や、お出かけのためのマナーって、そもそも何?とわからない飼い主
    ・愛犬とのお出かけや、旅行のためにはしつけは必要と思っている人
    ・お出かけのためのマナーを誰に相談して良いかわからない人
    ・愛犬との信頼関係の築き方がわからない
    ・愛犬との信頼関係を築くトレーニング方法を知りたい
    ・愛犬の気持ちを理解したいと思っている人
    ・犬と泊まれる施設、犬カフェなど、犬に関わる仕事をする人
    ・最新研究に基づいた効果的なトレーニングに興味のある人

    類書

    『あなたの犬を世界でいちばん幸せにする方法』
    ザジー・トッド (著), 喜多直子 (翻訳), 日経ナショナル ジオグラフィック
    ●定価:2,420円(税込)
    ●発行日:2024/5/20
    ●ザジー・トッド 著
    ●喜多直子 訳
    ●松本ひで吉 表紙イラスト
    ●サイズ:四六判、400ページ、ソフトカバー

    類似書との相違点

    『あなたの犬を世界でいちばん幸せにする方法』は、犬へのアプローチ、科学的根拠に基づく考え方など、多くの点で深く共感できる素晴らしい書籍です。著者が心理学博士という専門性を持ち、豊富なリサーチに裏付けられた知見をもとに、「犬を幸せにするとはどういうことか」という本質を問いかける内容は、まさに現代の飼い主に必要な一冊だと感じます。
    本書は、そのような優れた作品と基本姿勢を同じくしながらも、「愛犬とのお出かけ」という日常に密着したテーマに特化した、実用的なマナーガイドです。
    旅・カフェ・公共の場で、犬と人が安心して過ごすための具体的な知識と行動のコツを、やさしい視点と科学的根拠をもって紹介しています。
    犬の行動や感情への理解を深めるだけでなく、「明日から使える」実技書として、実際に行動に移すためのステップを丁寧に提案している点が、本書ならではの特徴です。

    この本が売れるためにご自身ができること

    ・希望する全国のカフェで、実際にカフェデビューのための実践セミナー『Café With My Dog』(全4~6回)を展開
    ・セミナー開催するカフェが自社の顧客リスト及びSNSで情報発信
    ・セミナー開催時には、現地でのチラシ設置やポスター掲示、SNSでの情報発信
    ・自社のインスタグラムなどSNSでの情報発信、メルマガの配信
    ・さらにメディア取材の依頼など、さまざまな広報活動を通じて本の紹介・販売につなげていきます。

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