1オーディション企画書
タイトル
『なぜスワイショウは効かないのか?』
〜「筋トレでは届かない」野生の伸びと身体技法〜
サブタイトル
人間だけが忘れてしまった「野生の伸び」と姿勢を取り戻し、あらゆるボディワークの可能性を引き出す東洋の智慧
著者略歴
名古屋 勉(なごや つとむ)
古式ボディワーク研究家・指導者。
菩薩達磨に伝わる身体文化をもとに、易筋経・洗髄経を20年以上にわたり実践・研究・指導している。
現在は首都圏のスポーツクラブでレギュラークラスを担当するほか、少人数制クラスや、愛知県豊田市で定期ワークショップ「達磨のボディワーク」を主宰し、4年間継続して開催している。
北鎌倉・円覚寺、京都・退耕庵においても、修行者を対象としたボディワーク・ワークショップを複数回開催。
姿勢・呼吸・抗重力筋・気を一つの身体感覚として統合する独自の指導法を築き、特定の流派や団体に属することなく、身体本来の働きを探究し続けている。
note連載『人間だけが忘れた「野生の伸び」──65歳の身体が証明した達磨のボディワーク』(9,800円の有料記事)は、価格に見合う内容として着実に購入・支持を得ている。
オンライン・オフライン双方で、本質を求める読者・受講者から高い評価を得ている。
65歳となった現在も、自らの身体を通して「整う身体」の可能性を実証し続けている。
何のための本か?
「スワイショウを毎日続けているのに、思ったほど変化を感じられない。」
「ヨーガやピラティスを続けているが、姿勢や身体の使い方がなかなか変わらない。」そんな疑問を抱く人は少なくありません。
その理由は、やり方が間違っているからではなく、現代人の多くが本来備えていた「身体全体がつながる感覚」を失っているからです。
本書は、近年あらためて注目されているスワイショウを入り口に、「なぜ効かないと感じるのか」という疑問を解き明かしながら、東洋身体文化に受け継がれてきた「野生の伸び」という身体感覚を取り戻すための実践書です。
その土台となるのは、菩薩達磨が伝えたとされるボディワーク、易筋経・洗髄経の身体観です。
ここでいう「野生の伸び」とは、筋肉を力ませて姿勢を作ることではありません。
重力と調和し、全身が自然につながりながら伸びていく感覚です。
この感覚が戻ることで、スワイショウ本来の心地よさや身体の連動性が引き出されるだけでなく、ヨーガ、ピラティス、ウォーキング、筋力トレーニング、武道、弓道、坐禅など、さまざまなボディワークにも共通する身体の土台が育っていきます。
本書が目指すのは、新しい健康法を増やすことではありません。
人間が本来持っていた身体の使い方を思い出し、「整えることから始まる身体づくり」を通して、身体だけでなく心にも穏やかな変化が生まれることを伝える一冊です。
企画意図・趣旨
近年、YouTubeやSNSなどをきっかけに、スワイショウは「誰でもできる健康法」として広く知られるようになりました。
しかし実際には、「腕を振るだけの体操」として紹介されることが多く、本来持っている身体全体への働きが十分に伝わっているとは言えません。
スワイショウの効果は、腕を振ることそのものではなく、全身が一つにつながって動く身体にあります。
ところが現代人は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足などによって、身体を部分ごとに使う習慣が身についています。
その結果、身体全体の連動性が失われ、せっかくスワイショウを続けても「効かない」と感じる人が少なくありません。
この問題はスワイショウだけではありません。ヨーガ、ピラティス、筋力トレーニング、ウォーキング、武道、坐禅など、多くのボディワークにも共通しています。
形を正確に再現しようとするあまり身体が緊張し、本来得られるはずの伸びや流れが失われてしまうのです。
本書では、20年以上にわたり易筋経・洗髄経を実践・指導してきた経験をもとに、「野生の伸び」という視点から、身体全体が自然につながる仕組みをわかりやすく解説します。
スワイショウを入り口としながらも、その内容は一つの健康法にとどまりません。
姿勢、呼吸、重力との関係、抗重力筋の働き、身体の連動性など、あらゆるボディワークに共通する土台を紹介します。
西洋的な「鍛える」「足していく」という発想ではなく、東洋身体文化に受け継がれてきた「整える」という考え方を現代の言葉で伝えることで、多くの人が本来持っている身体の可能性を引き出す一冊を目指します。
身体が変われば、人生の見え方も変わります。
その第一歩は、人間だけが忘れてしまった「野生の伸び」を思い出すことにあります。
本書を通して、その身体の知恵を次の時代へ届けたいと考えています。
読者層
(メイン読者)
・スワイショウや気功を試したものの、思うような効果を実感できなかった40〜70代の健康志向層
・姿勢の崩れや身体の衰え、慢性的な疲労、年齢とともに変化する身体に不安を感じている中高年
・筋力トレーニングやストレッチだけでは改善しない身体の不調に、新しい視点を求めている人
(実践者層)
・ヨーガ、ピラティス、太極拳、気功、武道、禅、マインドフルネスなどを学び、その効果をさらに深めたい人
・「正しい形」は身についたものの、「なぜ身体が変わらないのか」という疑問を抱いている実践者
(指導者・専門職)
・整体師、治療家、ヨーガ・ピラティスインストラクター、パーソナルトレーナー、介護・運動指導者など、身体の連動性や姿勢指導のヒントを求める専門家
(知的関心層)
・東洋思想、身体論、エネルギー、身体性に関心を持つ読者
・著者のnoteやSNSを通じて、「野生の伸び」という考え方に共感した読者
類書
・『腕振り健康法 スワイショウ入門』 雨宮隆太・橋逸郎著(ベースボール・マガジン社)
・『健身気功 易筋経』 中国国家体育総局健身気功管理センター編、楊名時 日本語監修、常華良・楊進訳(ベースボール・マガジン社)
・『マインドフルネスストレス低減法』 ジョン・カバットジン著(北大路書房)
類似書との相違点
『腕振り健康法 スワイショウ入門』との相違
本書と最も近いテーマを扱う類書である。
同書は、スワイショウを健康体操として紹介し、肩こりや血流改善など日常的な健康づくりに役立つ実践書として高く評価されている。
一方、本書はスワイショウを単なる健康法としてではなく、「人間が本来持っていた身体の使い方」を取り戻すための入り口として位置づける。
本書が中心に据えるのは「野生の伸び」という身体感覚である。
腕を振ることそのものではなく、姿勢、重力との関係、身体全体の連動性を整えることで、本来のスワイショウが持つ働きを引き出していく。
さらに、この考え方はスワイショウだけにとどまらず、ヨーガ、ピラティス、ウォーキング、武道、坐禅など、さまざまなボディワークに共通する土台として応用できる点が、本書の大きな特徴である。
『健身気功 易筋経』との相違
同書は、中国国家体育総局が制定した健身気功「易筋経」の動作と実践法を学ぶための実技書である。
本書は、動作を紹介することを目的とするのではなく、「なぜその動きが身体を変えるのか」という身体の原理を、現代の読者にも理解しやすい言葉で解説する。
姿勢、重力、抗重力筋、全身の連動性といった視点から、古式ボディワークの本質を日常生活にも活かせる形で伝えることを目指している。
また、スワイショウという親しみやすい動きを入り口にすることで、専門的な知識がなくても実践できる構成としている点も特徴である。
つまり同書が「易筋経を学ぶ本」であるのに対し、本書は「易筋経に流れる身体原理を、現代人の身体に取り戻すための本」である。
『マインドフルネスストレス低減法』との相違
マインドフルネスは、「今、この瞬間」に意識を向けることで心を整える方法として、多くの人に受け入れられている。
本書も、心身の調和を目指すという点では方向性を共有している。
しかし、そのアプローチは対照的である。
本書が提案するのは、「身体を整えることで、結果として心も整っていく」という東洋身体文化の考え方である。
姿勢や呼吸、身体の連動性が変化すると、無理に心をコントロールしようとしなくても、自然と心が静まり、集中力や安定感が育まれていく。
「心から身体へ」ではなく、「身体から心へ」。
このアプローチの違いが、本書ならではの特徴である。
(まとめ)
1.20年以上の実践と継続的な指導に裏づけられた内容
本書は、20年以上にわたる易筋経・洗髄経の実践と指導、4年間継続して開催しているワークショップ「達磨のボディワーク」、そして有料noteで読者の支持を得てきた経験をもとに執筆する。
理論だけではなく、自らの身体と多くの受講者を通して積み重ねてきた実践知を、一般読者にも伝わる言葉でまとめる。
2.現代のスワイショウ入門書としての新しい提案
近年、動画配信やSNSを通じてスワイショウへの関心は広がっている一方で、一般読者向けの新しい実践書は多くない。
本書は、現代人の身体環境を踏まえながら、「なぜ効かないのか」という疑問に正面から向き合い、その背景にある身体の使い方まで解説する、新しい切り口の一冊である。
3.あらゆるボディワークに共通する身体の土台を提示
本書は、スワイショウだけを上達させる本ではない。
姿勢、呼吸、重力との関係、身体の連動性など、「野生の伸び」を軸とした身体の土台を育てることで、ヨーガ、ピラティス、太極拳、武道、坐禅、ウォーキングなど、さまざまなボディワークに共通する身体の使い方を提案する。
一つの健康法を紹介する実用書ではなく、身体との向き合い方そのものを見直すきっかけとなる一冊を目指している。
この本が売れるためにご自身ができること
本書の内容は、読むだけでなく、実際に身体を動かして体験することで、より深く理解していただけるものです。そのため、既存の活動と連動させながら、継続的な情報発信と体験の場を通じて、長く読まれる一冊へ育てていきます。
(note・SNSを活用した情報発信)
これまで継続して発信してきたnote、有料記事、Facebookなどを活用し、本書の出版を告知します。
「野生の伸び」「姿勢」「身体を整える」というテーマについて、本書では書ききれなかった内容や実践例も継続して発信し、読者との接点を広げます。
(ワークショップ・教室との連動)
首都圏で担当しているスポーツクラブのレギュラークラス、少人数クラス、そして愛知県豊田市で4年間継続して開催している「達磨のボディワーク」ワークショップと連動し、本書の内容を実際に体験できる機会を設けます。
出版記念イベントや体験会、読者向けワークショップなども積極的に開催し、書籍とリアルな体験を結びつけることで、口コミによる広がりを目指します。
(修行の場とのつながり・帯文推薦のご相談)
これまで北鎌倉・円覚寺、京都・退耕庵において、修行者を対象としたボディワーク・ワークショップを複数回開催してまいりました。
京都・退耕庵のご住職との貴重なご縁をきっかけに、「達磨のボディワーク」にご関心をお持ちいただいた臨済宗大本山円覚寺の横田南嶺管長のお声がけをいただき、円覚寺におきましてもワークショップを開催させていただいた経緯がございます。
出版に際しましては、このご縁をもとに横田南嶺老師へ帯文・推薦コメントのご相談(打診)を行う予定です。修行の場での実践指導を通じたご縁であり、本書の東洋身体観の深さを伝えるうえで大きな後押しになると考えております。
※ご参考:横田南嶺管長 公式ブログ(管長日記)にて、ワークショップ受講時のご感想をお書きいただいております。
「スワイショウもずいぶん研究してきたつもりでしたが、また新たな発見でありました」「今回教わったことの要点は、伸びとつながるということでした」と、ワークショップでの気づきを率直に綴っておられます。
▼円覚寺公式ブログ「のびる」(2024年3月30日公開) https://www.engakuji.or.jp/blog/37451/
(動画による身体の「違い」の可視化)
本書の最大の特徴である「野生の伸び」は、文章だけでは伝えきれない部分があります。
そこでYouTubeやInstagramなどを活用し、
・身体が分断された動き
・全身が連動した動き
・スワイショウの「効かない振り方」と「伝わる振り方」
・姿勢による身体感覚の変化
などを短い動画で継続的に発信し、本書への関心を高めていきます。
《目次案》
第1章 なぜあなたのスワイショウは「ただの腕振り」で終わるのか?
・毎日続けても変わらない理由
・身体は「部分」ではなく「つながり」で動く
・現代人が失った連動性
・「効かない」のではなく、「通っていない」
第2章 人間だけが忘れてしまった「野生の伸び」の正体
・動物は教わらなくても伸びている(人間も2、3歳までは伸びている)
・姿勢は形ではなく結果である
・重力と仲直りする身体
・抗重力筋が自然に働くとはどういうことか
・文明が失わせた身体感覚
第3章 達磨の智慧・易筋経、洗髄経に学ぶ「通る身体」のつくり方(実践編)
・身体を整える順序
・野生の伸びを取り戻す基本
・スワイショウで身体を通す
・姿勢が変わると呼吸が変わる
・日常生活で育てる「整う身体」
第4章 ヨーガ、ピラティス、ウォーキング、武道、坐禅そしてトップアスリート──すべての効果が変わる「共通の身体の土台」
第1節 どんなボディワークにも共通する原理
スワイショウ、ヨーガ、ピラティス、太極拳、武道、坐禅、ウォーキング──一見まったく異なるように見えるこれらの身体技法には、共通する土台があります。それは「身体全体がつながって働くこと」です。
第2節 形よりも大切なもの
形を真似るだけでは身体は変わりません。
本当に変わるのは、身体の内側に「野生の伸び」が生まれたときです。
第3節 力むほど身体はつながらない
筋肉を部分的に強く使おうとすると、かえって身体全体の連動は失われます。
身体は「頑張る」ことでまとまるのではなく、「整う」ことで一つになります。
第4節 トップアスリートも「整える」身体へ向かい始めた
近年、スポーツ界でも、筋力だけを追い求める身体づくりから、姿勢や全身の連動性を重視する身体づくりへと関心が広がっています。
その代表例の一人が、メジャーリーグで活躍する山本由伸投手です。
山本投手は、東洋的な身体観を取り入れたトレーナー・矢田修氏の指導を受け、姿勢や身体全体の連動性を重視した身体づくりを実践しています。その独自の取り組みは、「筋トレをしない選手」として紹介されることもあり、多くの注目を集めました。
大切なのは、「筋トレを否定する」ということではありません。
姿勢や身体の連動性という土台を整え、その上に必要な力を積み重ねていくという考え方です。
この発想は、世界のトップアスリートの間でも少しずつ注目され始めています。
本書で紹介する「野生の伸び」も、まさにこの土台を育てるための身体感覚です。
身体全体が自然につながることで、スワイショウだけでなく、ヨーガ、ピラティス、ウォーキング、武道、坐禅、そしてスポーツまで、その人本来の力を発揮しやすくなります。
トップアスリートは競技力を高めるために身体を整えます。
私たちは健康に生きるために身体を整えます。
しかし、その身体の原理は共通しています。
第5節 「野生の伸び」がすべての実践を支える
「野生の伸び」は、新しい技術ではありません。
人間が本来持っていた身体の使い方を思い出すことです。
その感覚が戻ると、一つひとつの運動が「別々の技術」ではなくなります。
身体は自然につながり、姿勢は無理なく整い、呼吸は深くなり、それぞれのボディワークが本来持つ力を発揮し始めます。
だからこそ、本書が伝えたいのはスワイショウだけではありません。
人間だけが忘れてしまった「野生の伸び」を取り戻すことこそが、あらゆるボディワークに共通する身体の土台なのである。
第6節 身体は人間関係も整える
姿勢や身体の力みが変わると、相手との距離感やコミュニケーションにも自然な変化が生まれる。
第7節 組手が教えてくれる「感じる身体」
組手は勝ち負けを競うだけではない。相手を操作する前に、相手を感じ、自分を知る身体感覚を育てる稽古でもある。
第8節 身体から始まるマインドフルネス
身体が整い、呼吸と姿勢が調和すると、心は無理に静めようとしなくても自然に落ち着いていく。本節では、身体から始まるマインドフルネスという東洋的アプローチについて紹介する。
第5章 65歳で確信した、心身一如──身体が変われば、心は自然に静まる
・身体から心へ
・整えることは生き方を整えること
・年齢を重ねても身体は育つ
・野生の伸びは誰の中にも残っている
・身体を整えることから、新しい人生が始まる