1オーディション企画書
タイトル
この子の中で「今」何が育ってる?
サブタイトル
保育士歴25年・1,500件以上の子育て相談から生まれた
「心配」を「信頼」に変える子どもの見方
著者略歴
保育・子育てアドバイザー/保育士/3児の母。
和泉短期大学児童福祉学科卒業。保育士資格、幼稚園教諭二種免許状を取得。
保育園で25年間保育士として勤務し、保育園の立ち上げや副主任などを経験。
長年、子どもたちの育つ過程を見守りながら、1,500件以上の子育て相談を受ける。
3人の子どもを育てる中で、保育者でありながら一人の親として悩み、迷う経験を重ねる。
保育と子育て、両方の経験が、現在伝えている「子どもの見方」の土台となっている。
保育園退職後も子育て支援センターに携わり、現在は保護者・保育者向けのお話会やワークショップ、個別セッションなどを行っている。
約30年にわたり多くの子どもたちの育ちを見てきた経験から、子どもには、自分で感じ、考え、経験から学びながら育っていく力があることを伝えている。
何のための本か?
「この子、このままで大丈夫かな」と心配になり、正しい対応を探して疲れている親が、「この子の中で「今」何が育ってる?」という視点を持つことで、目の前の行動だけで子どもを判断せず、その経験の中で育っている力に気づけるようになるための本。
「私が何とかしなきゃ」を少し手放し、本に答えがない場面でも、目の前のわが子を見ながら、自分で関わり方を考えられるようになる視点を届けます。
企画意図・趣旨
「こんなとき、どうすればいい?」「この対応で合っている?」
今はスマホを開けば、子育ての情報や“正解”をすぐに探せます。
それでも最後には、「でも、この子の場合は?」という迷いが残ります。
文部科学省の2024年度調査でも、子育て中の回答者の7割が「いつも」または「ときどき」悩みや不安を感じています。
私は25年間の保育現場と1,500件以上の子育て相談で、正しい対応を探すほど自信をなくしていく親に出会ってきました。一方、子どもは失敗や友達とのぶつかりの中でも、感じ、考え、育っています。
だから本書が渡したいのは、もう一つの正解ではありません。
「この子の中で「今」何が育ってる?」という見方です。
情報があふれる今だからこそ、親が目の前のわが子を見て、自分で関わり方を考えられるようになる。「心配」を「信頼」に変えていく一冊です。
読者層
主な読者は、乳幼児を育てる中で「この子、このままで大丈夫かな」と不安になっている親。
例えば、
・園や公園で周りの子と比べ、できないことや発達のペースが気になる
・失敗すると泣く、怒る、おもちゃを貸せない、叩くなどの姿が心配
・周りの親から「しつけができていない」と思われないか気になる
・子どもにつらい思いをさせたくなくて、失敗やトラブルを避けるためについ先回りする
・困るたびにスマホで「正しい対応」を検索し、頑張っているのに心配や注意ばかりが増えている
そんな親が、目の前の行動だけで子どもを判断せず、
「この子は何を感じている?」「この経験の中で、何が育っている?」
と一度立ち止まれるようになる。
副読者は、保育者、祖父母、子育て支援者など、子どもの育ちに関わる大人。
類書
柴田愛子
『保育歴50年! 愛子さんの子育てお悩み相談室 ~自分らしい子育てのすすめ~』
小学館/2024年
子育て中の親の具体的な悩みに寄り添い、「正しい育児」にとらわれすぎない子育てを伝える。本企画と思想的に近く、親の不安に寄り添いながら子どもを見る視点を届ける子育て相談書の市場を示す類書。
オ・ウニョン
『こんなとき、どうしたらいい? 子どもも親も幸せになる子育て』
かんき出版/2025年
ダダをこねる、物を触る、友達やきょうだいとけんかするなど、日常の具体的な場面から、親の「どうしたらいい?」「どう言えばいい?」に答える実用書。韓国で70万部のベストセラーとなったことが版元から公表されており、具体的な子育ての困りごとに答えを求める読者需要の大きさを示す類書。
伊藤美佳・まなえ(伊藤愛恵)
『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの心が見える本』
Gakken/2025年
親から見ると「困った」と感じる子どもの行動について、その理由や心を理解し、親自身のイライラや気持ちにも目を向ける本。「困った行動を表面だけで判断せず、その奥を見る」という現在の子育てニーズを示すとともに、本企画との内容・切り口を比較する類書。
類似書との相違点
現在の子育て実用書には、困った場面で「どうすればいいか」を教える本や、「なぜこんな行動をするのか」と子どもの気持ちや行動の理由を読み解く本がある。本書も、子どもの行動を表面だけで判断せず、その内側を見るという点では、そうした類書と共通している。
本書の特徴は、個々の場面の正解や行動の意味を知るだけでなく、親自身が、別の場面にも使える「子どもの見方の型」を身につけることにある。
1,500件以上の子育て相談と保育現場25年間の中で出会ってきた具体的な悩みを入口に、各項目を、
ママ・パパからの相談
→ 親の心の中
→ 子どもの姿を見てみる
→ 視点チェンジ
→ この子の中で、今、何が育ってる?
→ 大人にできること
→ 今日からの小さな一歩
という共通の流れで読み解いていく。
たとえば、おもちゃを貸せない、できなくて泣く、友達を叩いてしまう。そうした姿をすぐに「直すべき行動」として見るのではなく、まず「この子は今、何を感じているのか」「この経験の中で、何が育っているのか」と見直し、そのうえで大人にできることを考える。
この型をさまざまな子育て場面で繰り返すことで、読者は本に書かれた対応を覚えるだけではなく、本に載っていない出来事に出会ったときにも、一度立ち止まり、目の前のわが子を見ながら、自分で関わり方を考えられるようになる。
つまり本書は、「子育ての正解を増やす本」ではなく、「正解のない場面でも、自分で子どもを見て考えられる親になるための本」である。
この本が売れるためにご自身ができること
・Instagram、note、公式LINEなど、現在継続している子育て・保育の発信を本書と連動させる。
・noteで綴ってきた「心配から信頼へ」「子どもの行動の裏側を見る」「失敗や葛藤を経験として捉える」といったテーマを、発売前から「こんなとき、何が育ってる?」シリーズとして発信する。
・これまでの保育・子育て支援で培った保育園、子育て支援施設、保護者・保育者とのつながりを生かし、お話会、保護者向け講座などで本書を紹介する。