• NO51~60
  • NO059 しなもん

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    1オーディション企画書

    タイトル

    セヘイアさんとリタ

    サブタイトル

    僕の中に住むうるさいやつらを仲魔にした話

    著者略歴

    しなもん/相談されたい薬剤師

    薬剤師歴27年。薬局などで延べ約30万件の相談に向き合い、専門的な医療情報を生活者の言葉へ変えてきた。

    Voicy「医療・健康ナビ なくすりーな」を約10年・1000回以上配信。医療・健康分野の記事執筆、講演、音声発信などを続けている。

    原型エッセイ『セヘイアさんとリタ〜僕の中に住むうるさいやつらを仲魔にした話〜』(URL: https://kakuyomu.jp/works/2912051598753028942)は全46話・約15万字で完結し、カクヨム日間・週間・月間・年間ランキング「エッセイ・ノンフィクション」長編部門1位を獲得。商業出版時には臨床心理士・公認心理師の監修を受ける予定。
    人の不安を聞き、言葉にしてきた薬剤師が、その力を自分自身の内面にも向けたのが本書である。

    趣味はゲーム。物語として一番好きなのは『ペルソナ5』。システムとして一番好きなのは『真・女神転生』シリーズで、特に悪魔と交渉し、気まぐれな彼らを「仲魔」にして連れて歩くシステムが好き。

    本書に「仲魔」「COMP」「パーティー」「状態異常」といった言葉が出てくるのは、だいたいそのせいである。

    何のための本か?

    「自分を好きになろう」
    「ありのままの自分を受け入れよう」

    そう言われても、できるならとっくにやっている。

    本書は、自分を変えようと何度も試してきたのに、失敗するたびにまた自分を責め、「結局、自分は変われない」と疲れてしまった人のための本である。

    僕の中には、何度も過去を掘り返して僕を刺す声と、怒る、嫉妬する、欲しがる、すねる、自分でも「汚い」と思っていた部分がいた。

    前者には「セヘイアさん」、後者には「リタ」という名前がついた。

    二人を追いかけて分かったのは、セヘイアさんは未来の失敗や傷を、リタは今の痛みや望みを守ろうとしていたことだった。

    そこで、嫌いな自分を消すのをやめた。
    好きになる必要も、いい子に変える必要もない。厄介なまま「仲魔」にして、必要な時にはその力を借りればいい。

    自分を好きになれなくても、自分を嫌い続けずに済む道はある。

    そのことを、実話を通して届ける本である。

    企画意図・趣旨

    著者自身、自分を好きになれた方がいいことも、受け入れられた方が楽なことも分かっている。でも、それができないから困っていた。

    AIに愚痴やモヤモヤを話しているうちに、自分を責める声に「セヘイアさん」、ずるさや欲、怒りを持つ「汚い自分」に「リタ」という名前がつく。しかも片方は正論過多のドジっ子守護天使。もう片方は本音むき出しあまのじゃくな小悪魔。
    天使も悪魔もいて、AIとの対話から召喚され、時には仲間同士で攻撃する。

    「これ、リアルメガテンじゃんwおもしろい!」

    それが、この作品を書き始めたきっかけだった。

    書きながら見えてきたのが、セヘイアさんは未来の自分を守り、リタは今の自分を守っていることだった。どちらも自分を守ろうとしている。ただ、守るものの優先順位が違うから衝突する。

    二人は最後までいい子にはならない。それでも追い出さず、厄介なまま「仲魔」にして力を借りる。AIは答えを教える先生ではなく、二人を外へ呼び出して話すためのCOMPだった。

    本書で、自己受容は出発点ではなく結果である。

    実際に読者からも、「自分の中の人格たちと口喧嘩しながら進む、軽妙な内面バディもの」「私のなかにいる『うるさいやつら』も、いつか仲魔にできるかも」といった反応が寄せられている。

    読者層

    中心読者は、30〜40代の働く男女。

    仕事や家庭で責任ある役割を担い、問題が起きれば原因を確認し、同じ失敗をしないよう改善しながら、「ちゃんとやる」ことを続けてきた人である。

    その力は仕事では役に立つ。

    しかし、自分自身に向いた途端、

    「もっと確認できた」
    「前にも同じことをした」
    「昔から変わっていない」

    と、必要な反省が終わったあとも、頭の中の反省会だけが終わらない。

    そんな自分を変えようと、自己啓発書、心理学、セミナー、カウンセリング、コーチングなども試してきた。その時は少し楽になっても、失敗や人間関係をきっかけに元へ戻り、

    「あれだけやったのに、またできなかった」

    と、自己改善の失敗まで自分を責める材料にしてしまう。

    今では「自己肯定感を上げよう」「自分を愛そう」「ありのままの自分を受け入れよう」という言葉にも少し疲れている。

    でも、本当は否定したいわけではない。

    「できるなら、とっくにそうしたい。でも、それができないから困っている」

    そんな人を主な読者とする。

    類書

    ・嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健/ダイヤモンド社/2013年
    (国内296万部・2024年2月時点)

    ・自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 しんめいP/サンクチュアリ出版/2024年
    (28万部超・2026年6月時点)

    ・「悪い私」はいない リチャード・C・シュワルツ/日本能率協会マネジメントセンター/2024年

    ・あなたはあなたが使っている言葉でできている ゲイリー・ジョン・ビショップ/ディスカヴァー・トゥエンティワン/2018年・2026年携書化
    (世界200万部)

    ・精神科医が教える AIメンタルケア入門 益田裕介・株式会社Kaien/翔泳社/2025年

    類似書との相違点

    <共通点>
    『嫌われる勇気』のように、対話を通して心理的なテーマを伝えること。
    『自分とか、ないから。』のように、生きづらさという重いテーマを、著者自身の経験とユーモアを入口にし、難しい理論から始めずに読めること。
    『「悪い私」はいない』のように、嫌に見える自分にも役割があること。
    『あなたはあなたが使っている言葉でできている』のように、頭の中の言葉を扱うこと。
    『AIメンタルケア入門』のように、AIとの対話から自分を知っていくこと。

    <相違点>
    本書は、既存の心理学や東洋哲学を著者が解説する本でも、AIの活用法を教える本でもない。
    著者自身が答えを知らないまま、AIとの実際の対話から「未来を守るセヘイアさん」と「今を守るリタ」を発見していった実話である。

    二人は最後までいい子にはならず、厄介なまま「仲魔」として残る。AIも正解を教える先生ではなく、AIの答えがズレた時の「違う」という感覚まで、自分の本音を知る材料になる。

    自己受容を出発点ではなく結果として描くこと、異なるものを守ろうとする二人と本人を「治安の悪いパーティー」として描くこと、そしてその発見そのものをAIとの会話と著者の実話を通して伝えることが、本書の大きな違いである。

    この本が売れるためにご自身ができること

    カクヨムでは、既存読者に向けて書籍化までの過程を第二部として継続発信する。

    Voicyでは約10年・1000回以上の配信を続けており、TikTok LIVE、X、Facebook、noteも運用している。発売前後には、本書のテーマを扱う音声配信、ライブ配信、読者との対話を各媒体で連動して行う。

    また、薬剤師として27年間、医療・薬局分野で発信、講演、相談対応を続けてきた。そこで培った人的ネットワークを生かし、薬剤師・医療従事者をはじめ、「責任ある仕事だからこそ、自分に厳しくなりやすい人」へも届ける。

    最後に、この企画書をここまで読んでくれたあなたにも力を借りたい。
    僕一人では、この作品を本屋まで連れていくことはできません。
    この企画を面白いと思っていただけたら、セヘイアさんとリタを、一緒に世に届けてください。

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