「既視感があるのでこの企画では出版できないですね」
このフレーズ、僕がお世話になっている編集長に持ち込まれた企画に対してよくあるフィードバックです。
既視感=どこかでみたことがある
ということになりますが、すでに出ている本や、誰かが先に提唱していることを本にしても売れません。だから、あなただけのオリジナルが必要になります。
するとこう考えます。「100%オリジナルにするにはどうする!?」
ここが落とし穴。じつは20%オリジナルが入っていたら十分なのです。そもそも今出ている書籍のどれを読んでも、どこかですでに書かれていることがいっぱい含まれているはず。
100%オリジナルの本なんてまずありません。20%のオリジナルを目指すのです。
そのためにやって欲しいことの一つがあなたの体験をコンテンツにするということ。
あなたの体験は必ずあなただけのオリジナル。そこに自分なりの名前をつけたり、方法論にまとめてみましょう。それこそあなたオリジナル。体験を深掘りすると必ずオリジナルに出会えますよ。
次回は、結構厳しい出版業界の現実についてお伝えします。