出版社に興味をもたれる人になる方法

理想の出版の形は、「あなたの本をぜひうちで作らせてください」といわれることでしょう。

なかなか今の時代、新人著者にそんなオファーがくることはありません。あっても蓋を開けてみたら自費出版というオチも少なくないのが現実。
だから本を作らせてくださいとお願いされるまでとは言わなくても、興味を持ってもらうというところには自分を持っていく必要があります。

そのために大事なポイントがプロフィール。

プロフィールと聞くと多くの人は経歴書をイメージします。

しかし！

それが間違い！！

出版挑戦におけるプロフィールは経歴書ではありません。プロフィールとは、この本を出して良いという証明書です。どんなに内容が良さそうでもプロフィールが悪ければ出版には辿り着けません。
それほど大事なプロフィール。残念ながら書き方をちゃんとわかっている人は少ないでしょう。

ポイントは大きく二つ。実績と再現性です。

当然ですが実績がなければ本にはなりません。たとえばダイエット本を出したいなら、ダイエットで痩せさせた人の実績が必要です。

そして二つ目が再現性。

すなわち、「あなただからできたんでしょ」というメソッドでは本にならないのです。

よく出版企画書を作るときに、私の特別な人生を本にしたいという方がいます。エンタメなら成立するのでしょうが、書籍でそれは成立しません。書籍は、自分に役立てるために買うからです。

特別なものではなく再現性があるものを目指しましょう。

出版できるプロフィールを作って、出版社に興味をもたれる自分になりましょうね。